木村拓哉の対抗馬に?タッキー”連ドラ復帰”に込められた思惑

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Photo by photo AC(※写真はイメージです)
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 SMAP・木村拓哉(43)を超える逸材と言われ、将来を期待された滝沢秀明(34)。1999年、松嶋菜々子(42)とW主演したドラマ『魔女の条件』(TBS系)では最高視聴率29.5%を記録。以降、毎年主演ドラマに出演している。

 2005年には大河ドラマ『義経』で源義経を演じ、華々しいキャリアを築いてきた。2009年からは活動をテレビから舞台に移し、『滝沢演舞城』『滝沢歌舞伎』で座長を務める。

 そんな滝沢だが、今クールドラマ『せいせいするほど、愛してる』(TBS系)で、7年ぶりに連ドラに主演復帰。テレビに戻ってきた。この突然の露出は何を意味しているのだろうか? ジャニーズに詳しい関係者は、「ジャニーズ事務所の新体制作りの戦略の一つ」だと語る。

「ジャニーズ事務所はSMAP騒動以降、嵐をトップに据え、若手を売り出すための新体制を築こうと模索しています。その新体制に、滝沢はなくてはならない。現在、東山紀之(49)や近藤真彦(52)がすでに幹部となっていますが、若いジャニーズタレントは彼らの活躍をリアルタイムでは知らない。そこで、ジャニー社長のお気に入りで、芸歴が長く、事務所への貢献度も高い滝沢が幹部候補生に躍り出た。舞台では共演して演技指導するなど、面倒見がよく慕われています。世代交代に欠かせない役割を担っているのです」

■滝沢が幹部に昇格する条件

 しかし滝沢は、近年テレビ出演がほぼなかったせいで“ジャニーズ史上最低の育成失敗”とも揶揄されていた。

「舞台をメインに精力的に活動している滝沢ですが、世間では『干された』『育成失敗』など、ネガティブなイメージで語られることもある。SMAP騒動やジャニーさんの引退問題で揺れるジャニーズ事務所が、いきなり滝沢を幹部に据えたら何を言われるかわからない。滝沢が幹部になるには、名実ともにジャニーズの中心人物にする必要がある。だからこその、突然の露出増ではないか」(前出・関係者)

 果たして滝沢は、ジャニーズ事務所新体制の支えとなれる結果を出せるだろうか。

文・佐々木浩司(ささき・こうじ)
※1980年群馬県生まれ。スポーツ誌の契約記者を経てフリーに。現在は主に、週刊誌やビジネス誌で活動中。得意分野は芸能、プロ野球、サッカーなど。主な著書に『洗脳のすべて』(宝島社)など。
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