【プロ野球】不振の大阪桐蔭 vs.逆襲の履正社!両校OBの”4番打者対決” (2/2ページ)
■躍進の履正社OB
履正社のOBといえば、まず名前が挙がるのは昨季、トリプルスリーを達成した山田哲人(ヤクルト)だ。今季も絶好調で、昨季以上の成績を残している。
山田哲人(ヤクルト)
91試合 打率.346(1)/29本塁打(1)/73打点(1)/22盗塁(1)
現状はトリプルスリーどころではなく、トリプルクラウン(三冠王)プラス盗塁王というとんでもない成績を残している。これ以上、なにを望むのか。
T-岡田(オリックス)
64試合 打率.290(10)/15本塁打(5)/41打点(13)
T-岡田はスタートこそつまずいたものの、完璧なホームランが出るようになった。7月18日のソフトバンク戦での満塁ホームランは印象的だった。
■履正社の逆襲?
このように、今回のOB対決は、履正社が大阪桐蔭を上回っている印象だ。
本稿締め切り間際に「大阪桐蔭敗れる」の報が入った……。OB対決の印象どおり、今年は「履正社の年」になるのだろうか。
- 文・矢上豊(やがみ・ゆたか)
- ※大阪在住の山本昌世代。初めてのプロ野球観戦は、今はなき大阪球場での南海対阪急戦と、生粋の関西パ・リーグ党。以来、阪急、オリックス一筋の熱狂的ファン。プロ野球のみならず、関西の大学、社会人などのアマチュア野球も年間を通じて観戦中。