視聴率が1ケタに急落…桐谷美玲の月9『好きな人がいること』が危険水域に

デイリーニュースオンライン

『好きな人がいること』公式HPより
『好きな人がいること』公式HPより

 7月25日放送の月9ドラマ『好きな人がいること』(フジテレビ系)の平均視聴率が8.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)だったことが判明した。女性視聴者を中心に賛成意見も多い一方、徐々に批判も目立つようになっている。

 2話連続で2ケタを死守して迎えた第3話。結婚パーティーの仕事が一段落した櫻井美咲(桐谷美玲・26)は、柴崎三兄弟の長男・千秋(三浦翔平・28)、次男・夏向(山﨑賢人・21)の二人と一緒に江ノ島でデートする。そして櫻井は、夏向の計らいで千秋と二人っきりで水族館に行くことに。

■第3話目で視聴率が1ケタ台に急落

 視聴率は全話最低の8.7%。予定調和なストーリーは「先が読めすぎて、笑えてきた」「ランチの女王の派生」などと揶揄され、「旬のイケメン俳優のイメージビデオ」「桐谷美玲の見てられない演技が見てられない」という声もチラホラ。

 作中で“天才シェフ”と呼ばれる夏向は相変わらずオムバーグ作りに精を出しているものの、赤字経営が発覚。材料費が値上がりしたオムバーグのソースを缶詰に代用するか悩む。一部視聴者からは「オムバーグって恥ずかしい。他にもっとすごいメニュー開発しなよ」と冷たく突き放すような声が出始めている。

 それでも本作の女性人気は高い。ツイッターの公式アカウントは、フォロワーを38万人以上集めるなど人気。キャストの写真や動画を投稿すれば、1万件以上のリツイートを記録することもしばしば。また8.7%という低視聴率に関しては、民放ドラマが軒並み低調なため「リオ五輪があるから仕方ない」「夏枯れだ」という意見がポツポツ出始めている状況だ。

「“オリンピックがあるからしょうがない”という風潮になりつつありますが、フジが同じ言い訳を使い始めたらオシマイです。3話目で早くも8%台に陥り、ストーリーは“女性がイケメンにやってほしいこと”を詰め込んだだけで中身がスカスカ。このまま視聴者に徐々に見切りをつけられれば、全話平均視聴率が前回の『ラヴソング』以下に陥る可能性もあります」(報道関係者)

 8月13日からは、鈴木保奈美(49)主演のドラマ『ノンママ白書』(フジテレビ系)も放送予定。フジは、オリンピック期間を無事乗り切ることができるのだろうか。そして『好きな人がいること』は不名誉な視聴率記録をわずか1クールで塗り替えてしまうのだろうか? 前作『ラヴソング』を越える低視聴率ともなれば、2作連続の早期打ち切りが現実味を帯びてくる。”月9枠”の正念場となりそうな今作である。

文・阿蘭澄史(あらん・すみし)
※1974年滋賀県出身。フリー記者。某在京スポーツ紙の契約記者を経て、現在は週刊誌等で活躍中。主な著書に『真相!アイドル流出事件簿』(ミリオン出版)、『事務所をクビになった芸能人』(竹書房)、『芸能人のタブー』(宙出版)など。
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