音楽プロデューサーのドクター・ドレ （51）は25日、車道で繰り広げたとされる喧嘩を理由に一時的に身柄を拘束されていたようだ。警察はドレが自身の所有する私道をさえぎった男性と喧嘩した件でマリブの自宅を訪れ、ドレに手錠をかけて連行したものの、結局逮捕とまではいかなかったようだ。

　TMZによれば、ドレの自宅外に車が停まったために、ドレがその車を運転していた男性にそこから移動するように求めたところ、その男性が汚い言葉を使ったという。そして、ドレは私道部分に戻って行ったが、その男性が暴言を止めなかったために、その様子を携帯のカメラに収めていたという。複数の情報筋は同サイトに、その運転手の男性は「まただよ。黒人が銃を持ってる」と発言したと話している。

　その後、その男性は、「銃を持っている人物がいて、移動しなければ怪我をさせると脅している」と主張して警察に通報したが、警察が駆けつけると誰も武器を持っていなかったので、ドレを逮捕する理由がなかったようだ。　ドレは脅す行為はしていないとその主張を否定している一方で　その運転手はドレの私人逮捕を求めている。警察は現在本件の判断を州検察官の手にゆだねている。