NG質問にも大人の対応?中居正広が歩む”名司会者”への道

デイリーニュースオンライン

Photo by photo AC(※写真はイメージです)
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『FNS27時間テレビ フェスティバル!』(フジテレビ系)で、SMAPの中居正広(43)が明石家さんま(61)に、独立解散騒動について問いつめられる場面があった。

 中居の制止をよそにしつこく食い下がるさんまに対して中居は、時折ふざけながらも真摯に対応し、タレントとして見事な返答を見せた。最終的には、さんまも「ちゃんとしゃべろうとする中居は、エラい」と激励。中居のこうした対応の力の高さに、各方面から絶賛の声が上がっている。

 中居の対応力の高さは、今月16日に放送された特別番組『音楽の日』(TBS系)でもうかがい知れた。歌手の平井堅(44)の出番の時のこと。音響トラブルが起こり、平井の申し出により歌唱は中断。番組は生放送で慌ただしい状況の中、中居は「一旦確認してからにしましょうか。大事な歌ですから」と落ち着いた様子で提案し「大丈夫です! これも編集でバッサリ…あ、これ生放送ですか?」と冗談を飛ばしてザワつく客席を沸かせた。さらに「カラオケなしで歌ってたんですか? すごいですね〜」とすかさず平井に対するフォローも忘れなかった。

「両番組ともに生放送で、中居の対応は司会・タレントとしてのプロ意識の高さが伝わるものでした。まさにMCを長年務めて蓄積されたキャリアだと言えるでしょう」(芸能記者)

 突然のトラブルや厳しいツッコミにも動じる姿を見せない姿に、ネットでも称賛の声が続出。冷静かつ笑いも取った中居の安定した司会力が高く評価されることとなった。

■突然のNG質問にも「大人の対応」

 こうしたエピソードからも、中居のハプニングを切り抜ける機転の良さがうかがえるが、それはテレビ放送だけに限ったものではない。イベントでの囲み取材でも「神対応」は変わらない。

 中居の父が亡くなった直後の囲み取材でのこと。事前に「父親の話はナシ」という通達があったにも関わらず、情報番組のリポーターがその話題に強行質問を行なった。それに対し中居は「すっごいバトルだねー」と笑いながら、制止する関係者とリポーターとの攻防戦を和ませつつ、「『オヤジの話は絶対聞け』って言われてるの?」とレポーターに逆質問する場面もあった。

「司会者としてさまざまなアクの強いゲストたちをも捌き続けているので、周囲を不快にさせない対応や言葉遣いをきちんと心得ているんでしょう。一件フランクに見えますが、実はちゃんとツボを押さえた言葉を選んでいるようです。アイドルなのに、その辺の司会者なんかよりもずっと安定感がある」(前出・記者)

 SMAP騒動で一時は引退説も流れた中居だが、こうした機転の早さがいたるところで評価されているところをみると、さらに司会者として需要のある安定したポジションを今後も築いていくかもしれない。業界の評判も高い中居は、仮に今後SMAPが解散したとしてもテレビから消えることはないだろう。

文・橘カイト(たちばな・かいと)
※1979年島根県生まれ。編集プロダクションを経て、フリーに。週刊誌などで芸能関係の記事を執筆。また、民俗学などにも精通し、日本のタブーにも数多く取材。主な著書に『真相!禁忌都市伝説』(ミリオン出版)ほか多数。
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