さんまでも真相聞き出せず?あまりに深すぎるSMAP騒動の闇

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 先日放送された『FNS27時間テレビ フェスティバル!』(フジテレビ系)で、SMAPの中居正広(43)とトークを展開した明石家さんま(61)の、豪快な質問ぶりにSMAPファンからは批判の声が相次いでいる。

 同コーナーは2000年から始まった人気コーナーで、2人の自由気ままなトークが毎年繰り広げられ、もはや『27時間テレビ』の風物詩といっても過言ではない。今回の放送は、SMAP解散報道が出て以来初の放送となるために、ファンからもさんまのツッコミを危惧する声が多数あがっていたが、やはり現実のものとなってしまった。

 冒頭から「歌番組何で出えへんの?」と直球質問を投げかけて「騒動はうすうす聞いていた」と語るなど、以降もSMAP解散問題に食い込みまくり。最終的には「飯島さんはどうしてるの?」と、元マネージャーの実名を挙げて質問するなど、最後までその勢いが衰えることはなかった。中居は終始冷静に切り返していたが、これにはファンからも「どこまで土足で踏み込んでくるの?」「この質問を中居くんにするのはひどい」と同情の声が多数あがっていた。

「さんまは番組中も『ファンからの声を代弁している』と語るなど、人情味あふれるキャラクターを演出している一方で、『和解に向けて大活躍! みたいなポジションでいたい』とも話しており、結局の所はそれをネタに笑いをとっているようにしか見えませんでした。SMAPファンに対しては、完全に、逆効果になってしまったのは間違いありません」(芸能記者)

 実はさんまは、これまでにも番組などで度々、SMAP解散についてさも事情通かのように語る場面が多々あったようだ。

■視聴者はもう飽き飽き?

 1月のSMAP解散報道直後のラジオ番組『ヤングタウン土曜日』(MBSラジオ)では、「昨年末の『さんま&SMAP!美女と野獣のクリスマススペシャル』(日本テレビ系)で共演した際、空気がとても悪くてとんでもなくやりにくかった」などとコメントをしたのを手始めに、その後の『痛快!明石家電視台』(MBS、2月1日放送)でも、「ジャニーズの中に2つぐらい事務所があるようなもの」と、ジャニーズ事務所内の“派閥”についても言及するなど言いたい放題。ただでさえメンバーと共演の機会が多かったさんまなだけに、SMAPファンからは既にイエローカード状態だった。

 半年経った今なお、懲りずに番組でネタにするさんまに、もはや拒否反応を示すファンも少なくないという。それは何もファンだけではないようだ。

「当初はSMAPの内情を聞き出してくれる人ということで視聴者も楽しんでいたようですが、何を聞いても苦笑いで釈然としない受け答えに、“もう解散ネタなんてどうでもいいよ”という声も数多く上がっていたようです。日本中を騒がせたSMAPの解散騒動ですが、もう飽き飽きしている視聴者がいるのは確かです。『27時間テレビ』でのさんまと中居の会話も、結局は何も語られていないと批判的な意見も少なくありませんでした」(前出・関係者)

 最近ではSMAPに対する同情論から一転、真相がなかなか明らかにならない”あまりに深すぎる闇”に視聴者も食傷気味のようである。

文・佐々木浩司(ささき・こうじ)
※1980年群馬県生まれ。スポーツ誌の契約記者を経てフリーに。現在は主に、週刊誌やビジネス誌で活動中。得意分野は芸能、プロ野球、サッカーなど。主な著書に『洗脳のすべて』(宝島社)など。
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