どっちも崖っぷち?剛力彩芽と武井咲の生き残り競争が激化

デイリーニュースオンライン

写真は「剛力彩芽 写真集 『 夜明けのスピカ 』」より
写真は「剛力彩芽 写真集 『 夜明けのスピカ 』」より

 女優の剛力彩芽(23)の度重なる不振が波紋を呼んでいる。プライム帯での出演では結果が出せず、ここ数年は深夜ドラマの主演が続いていたが、前クールの『ドクターカー』(日本テレビ系)は全話平均視聴率が3.5%に終わり、これ以前の深夜ドラマも低視聴率を記録していたことから、「深夜でも主演は厳しい」という厳しい評価をくだされつつあるようだ。

 そんな中、今クールの金曜ナイトドラマ枠では久々の活躍をみせている。『グ・ラ・メ!~総理の料理番~』(テレビ朝日系)は初回視聴率7.2%の好発進で深夜にしては高い数字を記録。ただし、これをもって剛力復活の兆しとは言えない様子だ。

「金曜ナイトドラマは23時から始まるドラマ枠で、これまで『民王』『不機嫌な果実』など7%オーバーの結果を出してきました。過去ドラマの数字と比較すると、『グ・ラ・メ!』の初回視聴率は決して高くはない。あくまでも合格ラインといったところ。事実、2話目で6.7%とダウンしています。このまま視聴率が下がっていけば、またしても低視聴率女優と呼ばれてしまうでしょう」(テレビ朝日関係者)

 しかし、明るい材料がないわけではない。ドラマそのもののポテンシャルは高いと評価を受けている。

「『グ・ラ・メ!』は西村ミツル氏のマンガ原作で、『信長のシェフ』や『大使閣下の料理人』など、ドラマ化の相性はいい。脇を固める俳優陣も豪華です。名バイプレイヤー・小日向文世(62)、滝藤賢一(39)、『民王』でブレイクした高橋一生(35)、NHK朝ドラ『あさが来た』の亀介役で注目を集めた三宅弘城(48)らが名を連ねています。2話目で数字を落としましたが、今後伸びる可能性は十分にあるはずです」(同関係者)

■武井咲との数字争いが今後に影響?

 そこで気になるのが、同じく低迷中の武井咲(22)とのオスカー事務所内での”出世争い”だ。奇しくも剛力の『グ・ラ・メ!』2話目の視聴率は、武井が主演する『せいせいするほど、愛してる』の3話目と同じ数字だった。武井と剛力はほぼ同時期に売り込まれ、両者とも露骨なキャスティングからゴリ押し批判も巻き起こっている。そんな2人がかたやプライムドラマの主演女優、かたや崖っぷちの深夜ドラマ女優と立場は違えど、同じように女優としての壁にぶつかっているのはなんとも皮肉である。

「今回、もし剛力が深夜ドラマ主演で、武井の『せいせいするほど~』の視聴率を超えることがあれば、ふたりの立場が完全に入れ替わる可能性も考えられます。剛力が女優としてプライム帯へ復帰する足がかりになるでしょう」(芸能記者)

 剛力は11月から初舞台『祇園の姉妹』が控えている。舞台女優となってテレビから遠ざかるのか、あるいは数字で武井を追い落とし、プライム帯にカムバックできるのか。両者の踏ん張りに期待したい。

文・海保真一(かいほ・しんいち)
※1967年秋田県生まれ。大学卒業後、週刊誌記者を経てフリーライターに。週刊誌で執筆し、芸能界のタブーから子供貧困など社会問題にも取り組む。主な著書に『格差社会の真実』(宙出版)ほか多数。
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