女優の藤原紀香（45）が、またもやブログで炎上騒ぎを起こしている。紀香は先月25日、自身のブログで愛犬の死を報告し、その死を惜しむ文章を綴るとともに愛犬の写真を2枚掲載した。1枚は生前に撮影された愛犬と紀香のツーショットなのだが、もう一枚は頭の周りには花が供えられ、目をしっかりと閉じて横になっている愛犬の写真。なんと愛犬の死後に撮影されたものと思われるショットだったのだ。

　この記事のコメント欄には、「ご冥福をお祈りします」と悼む声が寄せられる一方で、「配慮が足りない」「気持ちはわかるが、動物ブログではないわけだから見た人がびっくりするよ」「そもそも写真を撮るなよ」といった批判的なコメントも多くあがっている。

　愛犬の亡骸写真に関しては、過去にもタレントの釈由美子（38）が、遺骨が入ったと見られる箱と遺影のような写真を投稿し炎上騒ぎとなった。そのためコメントの中には、釈の件と絡ませて、今回の件を比較するような声も見られた。

　このところ、紀香はブログを頻繁に炎上させている。4月に起きた熊本地震直後に投稿したブログでも、「火の国の神様、どうかどうか　もうやめてください」と綴った文章が大炎上したことでも話題になった。

「いまの紀香は、もはや“炎上の神様”状態です。炎上商法を狙って、ブログやSNS投稿を行うタレントもいますが、紀香の場合は本人が意識していないところが怖い。イタさすら感じてしまう。炎上後に謝罪がないというのも、彼女のイメージを悪くしている原因の一つです」（芸能関係者）

　紀香がブログを書き続ける限り、次なる炎上事案が発生するのは時間の問題。そんな紀香は、梨園の妻として歌舞伎界の問題児的存在でもあるようなのだ。

■問題だらけの紀香…梨園の中でも大きな影響が

　4月に発売された『週刊文春』（文藝春秋）では、楽屋を土足でズカズカ歩いたり、夫である片岡愛之助（44）の弟子を呼びつけて注意するなど、その横柄ぶりが報じられた。奥ゆかしさにが求められる梨園において、派手好きな紀香が適応することができるのだろうかと当初から疑問視されていたが、やはり早速トラブルを頻発させている。

「歌舞伎関係者の中でも、紀香の印象は芳しくないようです。紀香も愛之助に助けを求めているようですが、愛之助側も『妻の教育がなっていない』と言われ、肩身が狭くなるばかりのようです。また愛之助自身も、元カノであるタレントの熊切あさ美（36）との二股騒動など度重なる“女遊び”で、白い目で見られている。夫婦ともども心象がよくない状態です」（前出・関係者）

　ひたすらにイメージダウンさせる紀香の一挙手一投足。そんな度重なるバッシングは、梨園の妻の象徴である着物姿にも「似合わない」「年齢の割に落ち着きがない」といった声が飛ぶほどだ。果たして今後、紀香が梨園の妻としての役割をまっとうに果たすことができるのか、不安の声は上がり続ける一方だ。

文・橘カイト（たちばな・かいと）

※1979年島根県生まれ。編集プロダクションを経て、フリーに。週刊誌などで芸能関係の記事を執筆。また、民俗学などにも精通し、日本のタブーにも数多く取材。主な著書に『真相！禁忌都市伝説』（ミリオン出版）ほか多数。