秋の改編で帰る場所が消滅?ベッキーの完全復帰は絶望的に

デイリーニュースオンライン

写真はオフィシャルサイトより
写真はオフィシャルサイトより

 タレントのベッキー(32)がレギュラー出演を見合わせていたバラエティー番組『真実解明バラエティー!トリックハンター』(日本テレビ系)が、今秋の改編で打ち切りとなることが明らかになった。不倫騒動での休業以降、ベッキーが休業前にレギュラー出演していた番組が終了となるのはこれが初めて。ベッキーの完全復帰への道が一つ閉ざされたことを意味する。

 そもそもこの、『トリックハンター』の打ち切りは視聴率の低迷もさることながら、ベッキーに原因があるとささやかれている。それもどうやら、復帰の仕方が問題だったらしい。

「ベッキーが『金スマ』で復帰したことに、他局がカンカンなんです。事前の根回しが全くなされていなかったため、各番組制作者もスポーツ紙で知ったほどです。中でも『世界の果てまでイッテQ!』での復帰を画策していた日テレは、出し抜かれたと大激怒。ベッキーの日テレ出演は、これでしばらく難しくなりました」(番組制作関係者)

 しかもその『金スマ』は、平均視聴率24%をマークする大成功となり、ベッキー復帰がいかに注目度が高いものなのかを知らしめた。結果的に裏番組は軒並み惨敗となり、面目を潰された形に。もちろん日テレの『かぞくムービー大賞AWARD2016』も6.3%と大きく水をあけられたことから、「恩を仇で返された」と憤慨する番組関係者も少なくないという。

■ベッキー復帰にさらなる”足かせ”

 なかなか番組復帰できない背景には、もうひとつ、事務所の意向も大きく影響しているのだとか。

「サンミュージックはベッキー復帰を世間に認めさせようと躍起になっているんですが、担当があの騒動以降“取り上げられ方”に神経質になっていて、元の優等生キャラを保って欲しいと言っている。でも制作サイドからしたら、あの騒動がなかったように出演させれば、視聴者からクレームが殺到するのは目に見えている。出演をオファーしたある深夜番組では、釈明会見の映像使用の許可が事務所から降りなかったため、企画自体がボツになっています」(前出・関係者)

 これでは、本来入るはずの仕事も入ってこないのも無理はない。今となっては、”ベッキー=不倫”のイメージが強く、画面に登場した途端にお茶の間からクレームが殺到するのは必至。不倫騒動を「なかったこと」にしようとする限り、ベッキーの完全復帰はあり得ない状況である。

文・橘カイト(たちばな・かいと)
※1979年島根県生まれ。編集プロダクションを経て、フリーに。週刊誌などで芸能関係の記事を執筆。また、民俗学などにも精通し、日本のタブーにも数多く取材。主な著書に『真相!禁忌都市伝説』(ミリオン出版)ほか多数。
「秋の改編で帰る場所が消滅?ベッキーの完全復帰は絶望的に」のページです。デイリーニュースオンラインは、トリックハンターベッキー復帰視聴率不倫騒動エンタメなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る

人気キーワード一覧