リオ五輪後に一波乱?SMAP中居が”香取の乱”収束に尽力のワケ

デイリーニュースオンライン

Photo by photo AC(※写真はイメージです)
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 依然としてグループでの活動が不安視されるSMAPだが、今度はデビュー25周年コンサートの中止を報じる記事が話題になっている。先月28日に発売された週刊誌『女性セブン』(小学館)によると、メンバーの香取慎吾(39)が頑なにコンサートの開催を拒否しているというのだ。

 香取はSMAPのライブにおいて演出も担っている。記事にはそれを踏まえたうえで、香取が「現状では満足いくパフォーマンスはできないと判断したから、(コンサートを)やらない」という意志を表明しているようだ。

「特に香取は、騒動時に真っ先にジャニーズ残留を決めた木村拓哉(43)の行動に、納得できていないようです。香取は自分の育ての親である元チーフマネージャーである飯島三智氏(59)に対し、メンバーのだれよりも信頼を寄せていました。騒動での飯島氏の首切りに加え、いち早く木村がメリー喜多川副社長(89)サイドに寝返ったことが今でも許せないのでしょう」(芸能記者)

 また、同誌の5月発売の記事では、25周年ツアーの会場探しやニューアルバム製作の予定を伝えていた。この時期のジャニーズ御用メディアには、ジャニー喜多川社長が(84)「解散は絶対ない」と明言し、「(ツアーを)盛大にやるべき」と報じていた頃でもある。そのため、この前向きな報道を信じていたファンにとっては、正反対となる今回の知らせに衝撃が走っている。

■オリンピックも影響か

 そんな「香取の乱」は、9月末に行われるジャニーズ事務所との契約更新にも密接に関わっているようだ。他のメンバーについては、ジャニー社長の直談判もあり、早々に1年の契約延長が決まっていたという。しかし、香取の契約更新はこうした状況もあり、非常に難航すると見られていた。

「そんな香取を口説き落としたのは、リーダーの中居正広(43)の尽力によるものと言われています。騒動後には共に熊本へ被災地支援へ赴くなど、行動を共にする様子が見られた中居と香取。そうした中で中居が香取の気持ちをくみ取り、寄り添う存在となっていったようです」(前出・記者)

 一方で中居には、この時期にこれ以上、SMAP解散騒動を大きくしたくないという”大人の判断”も働いたようだ。

「中居は、自身がリオ五輪のキャスターという大仕事を控えていたこともあり、騒動を長引かせたくはなかった。ましてやSMAPは国民的行事の2020年東京パラ五輪の応援サポーターに就任するなど五輪とは関係が深く、迷惑は掛けられない事情があった。また、中居自身も生放送で『SMAPは大丈夫です』と公言している手前、ファンを裏切るようなことはしたくなかったのでしょう」(前出・芸能記者)

 ジャニーズ事務所との再契約を更新したといわれる5人だが、SMAPというグループとしての活動に関してはいまだ前向きではないとの話もある。リオ五輪後に何らかのアクションが起きる可能性があり、もう一波乱起きるだろうというのが関係者の一致した見方のようだ。

文・橘カイト(たちばな・かいと)
※1979年島根県生まれ。編集プロダクションを経て、フリーに。週刊誌などで芸能関係の記事を執筆。また、民俗学などにも精通し、日本のタブーにも数多く取材。主な著書に『真相!禁忌都市伝説』(ミリオン出版)ほか多数。
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