栄光も色褪せた?”扱い”が軽くなった浜崎あゆみの現在

デイリーニュースオンライン

「A COMPLETE ~ALL SINGLES~」より
「A COMPLETE ~ALL SINGLES~」より

 エイベックス主催の夏フェス「a-nation island & stadium fes. 2016」でラストを飾った、浜崎あゆみ(37)への“扱い”が関係者の間で話題になっているという。

 今月28日の東京・味の素スタジアム公演で、大トリを務めることが発表されていた浜崎。そして、同イベントのプレスリリースのタイトルには『今年も開幕迫るa-nationがイケメン祭りと話題』というタイトルが付いている。また、「もちろん、歌姫たちも連日登場」と書かれているのだが、トリを務める浜崎を大々的に取り上げる文字がどこにもないのだ。

「今や浜崎は『歌姫たち』で一括りにされてしまうアーティストになっています。この扱いは、エイベックスの一時代を築いてきた浜崎にとっては、屈辱的な扱いなのではないでしょうか」(音楽関係者)

 ちなみに、「a-nation」で浜崎が大トリをつとめるのは、今回で通算13回目。しかし、毎年浜崎の大トリの時間になると、終電を気にしだす客が帰りだすという光景がすっかりおなじみなってしまっているようだ。

■ひたすら続く浜崎の悪あがき

 所属事務所のイベントでさえこのような状況の浜崎だが、歌手活動においても苦戦を強いられているようだ。

 17枚目のオリジナルアルバム「M(A)DE IN JAPAN」も発売初週で約3万枚を売り上げ、オリコンでは2位を獲得。しかし、このとき1位を獲得した人気ゲームの『アイドルマスター シンデレラガールズ』のアルバムには2万枚以上の差をつけられているという状況だ。

 こうした中、浜崎サイドは様々な戦略を行っている。その一つが、GACKT(43)との共演だ。先日も音楽番組『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)収録後、浜崎はニコニコ生放送によるGACKTとの対談企画に出演。10年来の親交があるという二人だが、GACKTも本業の音楽活動の方が寂しい現状を考えると、「二人の抱き合わせ戦略なのでは?」と疑う声も大きい。

「前述のa-nationに関しても言えるのですが、もはや浜崎だけでは大きな集客は見込めません。事務所としてもその事実をどうカバーしていくかで迷走しているようにも思えます。やはり、GACKTとの共演もその一環なのではないでしょうか」(前出・関係者)

 一時は『日本を代表する歌姫』として、90年代後半から00年代前半にかけて熱狂的な支持を集めていた浜崎。さまざまな予防線を張ることで、なんとかエイベックスの看板歌手としての存在を保ち続けようとしているが、ファンにとっては必死感しか伝わってこない状況のようだ。

 最近では美しいルックスの劣化も囁かれるようになり、ますます厳しい立ち位置に立たされている。裸の王様状態の悪あがきは、いつまで続くことになるのであろうか。

文・橘カイト(たちばな・かいと)
※1979年島根県生まれ。編集プロダクションを経て、フリーに。週刊誌などで芸能関係の記事を執筆。また、民俗学などにも精通し、日本のタブーにも数多く取材。主な著書に『真相!禁忌都市伝説』(ミリオン出版)ほか多数。
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