年収180万円の実家住まい女子が一生独身を決意。マンションは買うべき? (1/3ページ)

マイナビウーマン

年収180万円の実家住まい女子が一生独身を決意。マンションは買うべき?
年収180万円の実家住まい女子が一生独身を決意。マンションは買うべき?

■今回のお悩み

今回の相談者:ちょこさん

「今お付き合いをしている人はおらず、結婚願望もないため、一生おひとりさまでいる覚悟をしています。しかし給料がなかなか増えず、節約も苦手です。今は親と同居をしていますが、このままひとりで生きていくためにはいくらかかるのか知りたいです」

■一生独身の場合定年時に必要な貯金はいくら?

編集部 ちょこさんは結婚願望がなく、一生独身のつもりでいるようです。その場合、将来いくら必要になるのか知りたいとのことです。

風呂内亜矢(以下、風呂内) 総務省統計局が出している家計調査で、60歳以上の単身女性が使っている家計の平均額は1カ月あたり約15万円となっています。これを1年間で計算すると約180万円。現行では年金支給開始年齢は65歳ですから、ちょこさんが60歳で定年を迎えたら、60歳~65歳の5年間の生活費である約180万円×5年間=約900万円は、すべて自分の貯蓄から出す必要があります。

編集部 65歳以降は年金が支給されますが、ちょこさんは年金をどのくらいもらえそうでしょうか。

風呂内 22歳から60歳までの38年間、現在の税込年収200万円で厚生年金保険料をかけ続けた場合、現状ベースの年金制度であれば、65歳からもらえる年金額は年間約115万円になります。そう考えると65歳以降は、年間約65万円ずつ足りない計算に。仮に90歳まで生きると考えると、65歳から90歳までの25年間で、年金以外に65万円×25年間=約1,625万円の差額が発生します。つまり、先ほどの900万円と合わせると定年までに最低でも2,525万円ほど準備しておかなくてはなりません。もし退職金がもらえるのであれば、その金額を差し引いた額を貯蓄額の目安にするといいでしょう。

編集部 なるほど、おひとりさまを覚悟するとなると、十分な蓄えが必要になってくるわけですね。

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