DASHとイッテQが大不振?古舘フジ参戦で”日曜夜”が波乱含み

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写真は事務所HPより
写真は事務所HPより

 タレントで司会者の古舘伊知郎(61)が、この秋のフジテレビでレギュラー番組を持つことが先日報じられた。しかも、それは日曜19時からの2時間枠。『報道ステーション』(テレビ朝日系)降板後、「レギュラー番組のオファーがない」と憂いていた彼にとっては、落ち目のフジでもゴールデン2時間のギャラはうまみがあると判断したのか、二つ返事で引き受けたようだ。

「古舘さんは『報ステ』を降りた後、『ぴったんこカンカン』(TBS系)『おしゃれイズム』(日本テレビ系)『人志松本のすべらない話』(フジテレビ系)でブランクを感じさせない弾丸トークを展開。そして先日の『27時間テレビ』(フジテレビ系)では明石家さんま(61)とも対等にやりあい、ポテンシャルの高さを見せつけました。彼の動きが注目されていた中で、秋から2時間のレギュラー。これは否が応にも期待が高まります」(芸能デスク)

 だが、この日曜夜の時間帯は、言わずと知れた日本テレビの独壇場。『笑点』から『真相報道バンキシャ!』、さらには『ザ!鉄腕!DASH!!』と『世界の果てまでイッテQ!』と、平均しても15%は固い「日テレの黄金リレー」タイムと言われている。そんな無双状態に、しゃべりだけで勝算はあるのか。

■鉄板企画が滑った「イッテQ」

 放送業界関係者が語る。

「実はここ最近、日曜の日テレの視聴率は下落傾向にあります。先週の『DASH』は13.8%、『イッテQ!』に至っては12.9%と、通常よりも3~4%下がっている。しかも『イッテQ!』は、大人気企画『出川 はじめてのおつかい』での下落。英会話能力ゼロの出川哲朗(52)がとんちかんな英語でアメリカでおつかいする鉄板企画でしたが、予想を下回る低視聴率。最近は『飽きた』という声もチラホラあり、すでに番組としてのピークは越えた感もあります」

 日テレの牙城に殴り込みをかける古舘の新番組は、全容がまだリリースされていないので勝負の行方はもちろんわからない。が、もしこのまま日テレの低迷が続くようなら、その古舘にも、そして長らく後塵を拝してきたフジテレビにも挽回のチャンスはある。いずれにしても、日曜夜が楽しみになってきた、ということだけは間違いなさそうだ。

文・橘カイト(たちばな・かいと)
※1979年島根県生まれ。編集プロダクションを経て、フリーに。週刊誌などで芸能関係の記事を執筆。また、民俗学などにも精通し、日本のタブーにも数多く取材。主な著書に『真相!禁忌都市伝説』(ミリオン出版)ほか多数。
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