歩合から固定に?解散後のSMAPを待ち受ける深刻”ギャラ事情”

デイリーニュースオンライン

キムタク以外は冷遇必至か
キムタク以外は冷遇必至か

 8月13日深夜、SMAPが今年の12月31日を持って解散することが発表された。ジャニーズ事務所はマスコミ各社に対しFAXで報告を行ったが、関係者の間では「責任逃れに満ちた報告」と批判が飛び交っている。

 オフィシャルサイト『Johnny's net』でも確認できる「お知らせ」には、「数名のメンバーのせいで活動続行が不可能となってしまった」と言わんばかりの内容が綴られている。これについて、ある芸能プロ関係者は「ジャニーズ史上最低の報告文」と呆れる。

「ジャニーズは常に『ファン第一』を信条とし、こうした重要な報告はコンサートやファンクラブ会報などで、マスコミよりも先にファンに知らせることを心掛けている。ところが、今回は完全にマスコミ先行で、文章にも『自分たちは最善を尽くした』という主張がにじみ出ています。そして、やはりジャニーズに忠誠を誓った木村拓哉(43)以外のメンバーを“悪者”にしたいという思惑が明確化しましたね」(芸能記者)

 5人はいったん、ジャニーズ事務所に留まることになった。しかしながら、彼らを待つ待遇が厳しくなるという指摘もある。

「育ての親である飯島さん体制では、SMAPの給与は歩合でした。もちろん全員年収億はくだらず、これまで相当稼いできたはずです。しかし、ジュリー体制下では歩合から固定に切り替わるのではとの懸念があると聞いています。となれば収入の大幅ダウンは避けられないでしょう」(芸能プロダクション関係者)

■思い出される江角マキコ事件

 ジャニーズが発表した文章は、事務所としての意思を感じさせるのに十分だった。芸能記者が続ける。

「この文章を読んで、かつて江角マキコ(49)がタレント・長嶋一茂(50)の家に落書きをするよう、元マネージャーに命じたと報じられた件がフラッシュバックしました。江角はこのことについて2014年9月9日付のブログで謝罪しましたが、元マネージャーが『心療内科で治療中』であることまで暴露し、あくまでも自分は悪くないようなスタンスを覗かせた。今回、ジャニーズがSMAPの解散報告でやらかしたことも、江角と同様の卑劣さを感じさせます」

 ジャニーズ事務所の信頼は失われるばかりだが、SMAPとともに今後の動向に注目してきたい。

文・海保真一(かいほ・しんいち)
※1967年秋田県生まれ。大学卒業後、週刊誌記者を経てフリーライターに。週刊誌で執筆し、芸能界のタブーから子供貧困など社会問題にも取り組む。主な著書に『格差社会の真実』(宙出版)ほか多数。
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