SMAP解散を元ジャニーズ平本淳也が解説「ジャニーさんに中年愛はなかった」 (4/5ページ)

東京ブレイキングニュース

以前にも書いたが、可能性や選択肢はいくらでもある彼らに強制力が効かなくなったのは「もう子供じゃない」からであって、彼らにしたらSMAPどころかジャニーズにこだわらなければならない理由も僅かになっていく一方だ。

 例え、全員がジャニーズから出たとしてもジャニーズ事務所に彼らの活動を静止させる力はないだろうし、いまのSMAPは誰にも抑えられないほどの影響が備わっていると言っても過言ではない。

 その昔、「ユーたちはドリフターズのように」とSMAPの将来を予測したが、これは今なお国民に愛され続ける日本の代表的スターグループ「ドリフターズ」に倣ったものだが、彼らはアーティストでありながら何時の時代も笑いを提供し続けた国宝級のタレントであり、SMAPならなれると見据えていたのだろう。

 しかし、今回の選択でドリフターズにはなれなかったが、ある意味では「ジャニーズ事務所の力を超えた」とも言えるだろう。大きくなりすぎた我が子という例では、大塚家具の親子戦争にも例えられるが、力を持った子供は面倒だし、何を言っても訊かないのが世の常でもあるでしょう。

 大人を扱ったことがないというジャニーさんにとっての初体験であることに間違いはないが、今年85になるご老体にして多くの「初めて」を体験中なのだ。TOKIOの山口達也の離婚会見もそうだ。男闘呼組の岡本や少年隊の植草など現役ジャニーズの離婚は過去にあったものの丁寧に会見を開くなどありえないジャニーズのキマリもまた随分と変わったと思えるし、今回の解散速報についても焦りにも見えるほどの速さでマスコミ発表を行うのも異例だ。

 そんな今年85歳になるジャニーさんもSMAPのメンバーら話し合いをする際にも年齢のことを弱々しく語ったと言うが、いい加減もう疲れただろう。それにメンドクサイとも思える。いつの時代かは神様のごとく誰しもを自由に扱えたことだろうが、ここ近年ではKAT-TUN事件をはじめとする謀反も頻繁に起こりその求心力が大きく揺らいでいることを徐に露呈している結果でもある。

 一方、もっとも要因の原因、つまり根本的な問題を起こしてしまったのはメリーさんだが、こちらは一切出てこないのが不思議である。

「SMAP解散を元ジャニーズ平本淳也が解説「ジャニーさんに中年愛はなかった」」のページです。デイリーニュースオンラインは、SMAP解散平本淳也ジャニーズエンタメなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る