気が合うのは稲垣だけ?木村拓哉とSMAPメンバーの“本当の仲”

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意外な人間関係が浮き彫りに
意外な人間関係が浮き彫りに

 SMAP解散の“最大要因”とされている、木村拓哉(43)と香取慎吾(39)。ジャニーズ事務所からの独立計画の過程で仲違いした2人だが、かつて香取慎吾は木村拓哉を兄のように慕い、木村拓哉も香取慎吾を弟のように可愛がるなど、良好な関係を築いていたはずだった。

 そもそも、木村とメンバーの仲はどうだったのか。取材を重ねて浮かび上がる像は、昨今の報道と少し異なって興味深い。

「メンバーの中でも木村はO型同士の稲垣吾郎(42)と気が合い、一緒にゴルフをまわったり、メールをする仲なんです。一方で、香取とはお互いに辛い時は助け合う関係でもあった。10年以上前に木村が香港映画『2046』の撮影に参加していた時、思わず香取にメールで弱音を吐いたところ、『自分がキレるんじゃなくて、向こうがキレたら、逆に笑ってやるくらいの木村拓哉でいてください』とエールをもらい、木村はこの言葉で撮影を乗り切れたと明かしていました」(ジャニーズに詳しいライター)

 逆に香取も“お兄ちゃん”的存在の木村に励まされたというエピソードがある。2012年11月、木村の誕生日にお祝いメールを送ったついでにドラマ撮影の愚痴をこぼしてしまった香取。木村からは「慎吾なら出来る、頑張れ」という内容のメールが届いたそうで、この温かいメッセージを見た香取は「泣きそうになった」と、ラジオ番組『SMAP POWER SPLASH』(bayfm)で話していたのだ。

■二度と見れないキムタクと香取のキスシーン

 では、なぜ溝ができてしまったのか。前出のライターはこう説明する。

「2人の間に亀裂が入ってしまったのは、メリー喜多川副社長(89)の“大放言”がきっかけ。昨年1月の『週刊文春』(文藝春秋)で、メリー副社長が飯島三智氏(59)やSMAPに対して否定的な見解を示したため、飯島氏はSMAPを連れて独立することを決意した。あの時、メリー副社長が自社の社員とタレントを守る姿勢をみせていれば、飯島氏が退社することも、木村と香取が分裂することもなかった。コンサートで『BANG! BANG! バカンス!』を披露する時、香取が『男前だね木村くん』と歌うと、木村が香取の頬にキスするという流れが定番でしたが、もうその姿を見ることはできないでしょうね」

 家族のように近い存在だったはずが、事務所間のゴタゴタに巻き込まれ、それぞれの道を歩むことになったSMAP。残りの時間で少しでもわだかまりが溶けることを期待したい。

文・橘カイト(たちばな・かいと)
※1979年島根県生まれ。編集プロダクションを経て、フリーに。週刊誌などで芸能関係の記事を執筆。また、民俗学などにも精通し、日本のタブーにも数多く取材。主な著書に『真相!禁忌都市伝説』(ミリオン出版)ほか多数。
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