SMAP解散の余波?工藤静香の“キムタク擁護発言”が波紋 (2/2ページ)

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■「キムタクは悪くない」報道続出のウラ事情

 また、前日に帰国した木村も「去年の末から今回の騒動に至るまで、自分自身は変わっていない」と明言。当初から事務所残留を訴えていたと主張し、メンバーを裏切ったという報道を否定している。

 さらに、ジャニーズ事務所と懇意のスポーツ紙などは「I女史が勝手に木村も同意したことにした」と木村の裏切り者説を否定し、他のメンバーたちがI女史に騙されたかのような印象の報道が増えている。

 ここにきて急激に「キムタクは悪くない」というイメージが流布されるようになったのはなぜなのか。

「事務所側はSMAP独立を阻止した“裏の功労者”である工藤に報いるためにも、木村のイメージ失墜を全力でリカバーすると意気込み、御用メディアを使って木村を擁護するように仕向けているようです。また、中居正広(44)や草なぎ剛(42)、稲垣吾郎(42)、香取慎吾(39)の4人はいまだに感情的なしこりが消えず、9月の契約更新にサインしたものの、来年には事務所を離脱する者があらわれるのは確実。離脱者にファンを持っていかれないためにも、事務所サイドは木村がファンのためにSMAP存続に奔走し、I女史の暴走と4人のワガママによってグループが壊されたという筋書きにしたがっている」(前出・記者)

 だが一昔前ならまだしも、現在はネットや週刊誌など事務所の影響が及ばないメディアはたくさんあるだけに情報操作が上手くいくとは限らない。むしろ前述の工藤のように余計にイメージを悪化させてしまうこともある。果たして、この一連の強引なイメージ戦略はどのように世間に受け止められるのだろうか。

文・阿蘭澄史(あらん・すみし)
※1974年滋賀県出身。フリー記者。某在京スポーツ紙の契約記者を経て、現在は週刊誌等で活躍中。主な著書に『真相!アイドル流出事件簿』(ミリオン出版)、『事務所をクビになった芸能人』(竹書房)、『芸能人のタブー』(宙出版)など。
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