「暗黒球団」に転落させた中日・落合博満GMの全悪行(1)独自理論のドラフト結果は… (1/2ページ)

アサ芸プラス

「暗黒球団」に転落させた中日・落合博満GMの全悪行(1)独自理論のドラフト結果は…

 シーズン途中での指揮官電撃解任。勝負の世界ではよくあることだが、中日ドラゴンズにおける「谷繁監督休養」発表には、球団を牛耳るGMの、異様とも言える「オレ流」暗躍があった。それこそが、チームを暗黒球団へと転落させた元凶だったのである。

 本拠地でのヤクルト戦が行われる8月6日の午前中。中日・谷繁元信監督(46)は佐伯貴弘守備コーチ(46)とともに、西山和夫球団代表、佐々木崇夫球団社長に名古屋市内のホテルに呼び出され、「休養」を通告された。

 兼任だった2年間が4位、5位。今年は専任となったが、この時点で8カード連続の負け越しで最下位に転落。観客動員にもかげりが見られたため、その責任を取らせた、事実上の「解任」だった。球団関係者が言う。

「監督にとっては、まさに寝耳に水の出来事だった。実は落合博満GM(62)が白井文吾オーナー(88)に『このままでは来年につながらない。すぐに谷繁をクビにしてください』と直訴したそうです」

 白井オーナーがたまたまナゴヤドームに観戦に訪れた7月下旬のヤクルト戦で、ヤジに激怒した平田がファンとトラブルを起こした。ただ、その試合のヤジには「谷繁を辞めさせろ!」というものが多かったことも一因だったというが、

「実際、白井オーナーは『谷繁は試合中にクチャクチャとガムをかんでいて見苦しい』『負けているのに、ニヤニヤして佐伯と話をしていた』『水原茂のような監督を目指せと言ったのに、あいつは水原のことを知らなかった』などと采配以外の苦言を次々と展開しました」(地元関係者)

 白井オーナーの落合氏擁護の裏には簡単に契約を切れない理由があるという。中日新聞関係者が明かす。

「落合GMの契約は3年で、来年1月末に切れますが、途中解約の場合、年俸の3倍の違約金を支払う、という契約になっているそうなんです。そんな違約金契約なんて聞いたことがありません」

 解任騒動後、球団には「落合の責任はどうなった」「両成敗だろ」などという抗議が殺到したが、白井オーナーは、落合氏と契約を更新するつもりでいる。落合氏には、GMとしての数々の「悪行」が発覚しているにもかかわらず、だ。

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