気づけば貯まってた!?上手な人が選ぶ「貯金に最適な場所」とは
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「お金を貯める」と一言で言っても、“貯め方”や“貯める場所”は様々です。
老後に必要なお金は夫婦2人で1億円と言われていますが、貯蓄目標としては60歳までに夫婦2人で4000万円(退職金含む)欲しいところです。
気が遠くなる数字ですが、ある方法を使えば、「気づけばお金が貯まっている!」という状況を作ることが可能なのです。
今回は、ファイナンシャルプランナーとして家計相談を受けている著者が、お金が貯まっている人がやっている貯蓄方法をお伝えします。
■お金を貯める3つの場所とは
お金を貯める場所としては、
・銀行
・保険会社
・証券会社
の3つがあります。
そしてこの中で、“保険会社との付き合い方”が貯蓄額の明暗を分けます。
■不安だから…と無駄な保険に加入しない
「お金がなかなか貯まらない」とおっしゃる方は、ほとんどの場合「不安だから」という理由で、営業マンから勧められた保険に何となく加入されています。
支払う保険料の総額や、万が一にどれくらいの保険金・給付金が受け取れるのか?など“損得”を計算せずに、“不安”という感情だけで契約してしまっています。
そういった方は、保険契約に限らず、普段の消費行動の中でも“感情”で動いてしまい手元から、どんどんお金を逃がしてしまっています……。
■お金を貯めている人は、こうやって保険を活用する
貯金ができている人は、保険が“お金を貯める場所”という事を心得ています。
また、「お金はあったらあっただけ使うから」という事を熟知しているので、すぐに引き出しできる銀行ではなく、保険商品を活用して“目に見えにくい”“引き出しにくい”貯蓄をすることで、お金を増やしています。
■貯蓄性のある保険商品に加入する際の注意点
貯蓄性のある保険商品には、様々な種類があります。
投資性の高い「変額商品」、「外貨建て商品」や満期が定まっている「年金商品」、そしてまとまったお金を一括で支払う「一時払い商品」などです。
ご自分のライフプランや経済状況に合わせて契約をしないと、手元の現金が足りない、途中で支払う事ができない、などの理由で“中途解約”をしてしまったり、経済環境の変化で、よりよい商品が出た時に乗り換えできなかったりすることもあります。
保険料の支払い期間が20年以上となっていないこと、ご自分のリスク許容度に合った商品であること、お金の使用用途や時期などを考えて商品を選定する必要はあります。
貯める事だけでなく“お金を守る、増やす”ことも頭の片隅に入れて、お金と上手に付き合っていきたいですね。
(冨士野喜子)
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