【プロ野球】データでも怪物級!! ドラ1候補に躍進した作新学院・今井達也のスゴさとは!? (1/2ページ)

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ドラ1候補に躍進した作新学院・今井達也のスゴさとは!?
ドラ1候補に躍進した作新学院・今井達也のスゴさとは!?

 第98回全国高校野球選手権大会が閉幕して10日余り。甲子園を沸かせた“あの球児達”がU-18日本代表に集結。現在、台湾で第11回BFA U-18アジア選手権を戦っている。アジアの頂点を目指した戦いが終われば、その先には運命のドラフトが待っている。

 日本代表に名を連ねた選手のなかで、注目したいのは、今秋のドラフト戦線で一気にドライチ候補に躍進した作新学院の今井達也だ。

 母校を54年ぶり優勝に導いた“怪物右腕”は、横浜・藤平尚真、履正社・寺島成輝、花咲徳栄・高橋昂也といった「BIG3」の陰に隠れていたが、夏の甲子園で投げた5試合でメキメキ評価を上げ、ファンやプロのスカウトを驚かせた。

 今夏の甲子園、筆者は注目投手を中心に1球ずつスコアをつけながら観戦してきた。そのデータをもとに今井の魅力を明らかにしてみたい。

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■今大会最速タイ・152キロのストレートが魅力

 とにかく球が速いのだ。びっくりするほど速い。これは大きな魅力だ。スピードボールは球威で押し通す力技も可能になるため、多少のコントロール不足を覆い隠すことができる。ピッチングの軸になるストレートが走ると、変化球をより生かすこともできる。

 NPBのストレート平均球速が142キロとされるなか、今井は今大会で投げた616球のうち、145キロ超えを154球で記録した。これは全投球数の25パーセントに当たる数字だ。ぽっと出の1球や2球だけではなく、安定してスピードボールを投げ込む能力を有している。

 この割合は同じく剛速球が魅力の藤平の24パーセントと肩を並べるもの。145キロ超えでの成績は39打数4安打(全て単打)、24奪三振、被打率.103だった。

 また、150キロ超えは16球を計測。今大会最速タイの152キロを創志学園・高田萌生と分け合った。

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