SMAP解散で価値暴落?木村拓哉が歩むイバラの道とは

デイリーニュースオンライン

Photo by Ge-Orge
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 8月27日放送の『さんまのお笑い向上委員会』(フジテレビ系)に出演した明石家さんま(61)の発言で、木村拓哉(43)の今後の活動に影響が出そうだ。

 同番組の冒頭、さんまはSMAPの解散騒動について雨上がり決死隊の宮迫博之(46)に「中居(正広・44)派かキムタク派か、どっちなんですか?」と尋ねられると、さんまは“木村派”と断言。また「記事通りってことですか?」という質問には、「ほぼ間違いないと思うよ」「お前らの想像通りやって」と発言した。

 これに対してネット上では、「キムタクが裏切ったことは間違いないのか」「キムタクはさんまが喋るたびに追い込まれてる気がする」というファンの複雑なコメントが見られた。解散が決定したことで、今後は各メンバーが個々で活動することになるが、この発言が木村に影響する可能性があるという。

 SMAPの事務所独立騒動で、メンバーで唯一、ジャニーズ残留を表明したとされる木村。解散が発表された後に、ハワイから成田空港に帰国した際には、突然の解散報道について「去年の末から今回の騒動に至るまで、自分自身は全然変わっていない」という意味深なコメントを残している。

 この言葉は、木村自身が“他のメンバーとは一線を画すポジションにいる”ということを、世間的にも認識させることになった。あくまでも“ジャニーズの一タレント”であるという姿勢を示したとも言えるだろう。そんな「生涯ジャニーズ宣言」をしたと言っても過言ではない木村に対し、実は最も「路頭に迷うメンバー」なのではないかという噂が囁かれているのだ。

■“キムタク”ブランド崩壊か?

「“キムタク”というブランドイメージで今までキャリアを重ねていた彼ができる仕事は限られてします。歌手業も俳優業もすべて“キムタク風”のもので押し通してきました。絶大なるそのブランドが、仕事の幅を狭めかねない。今後は足かせになる可能性も否定できません」(芸能関係者)

 さらに、その孤高なキムタクブランドは、残留したジャニーズ事務所内でも邪魔になる。

「自ら事務所への忠誠を誓った木村なので、他のメンバーが退社してもジャニーズに留まることになるでしょう。現在のジャニーズ事務所の所属タレントにとって木村は雲の上の存在。それに加えて今回のこの騒動。後輩タレントたちのキムタクに対する態度は、腫れ物扱いだそうです」(前出・関係者)

 来年には主演映画『無限の住人』が公開されるほか、TBS系の『日曜劇場』のドラマ主演も内定している。木村にとっては、解散後早々に“正念場”になることは間違いないだろう。

文・佐々木浩司(ささき・こうじ)
※1980年群馬県生まれ。スポーツ誌の契約記者を経てフリーに。現在は主に、週刊誌やビジネス誌で活動中。得意分野は芸能、プロ野球、サッカーなど。主な著書に『洗脳のすべて』(宝島社)など。
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