予算2000円以内でOK!自分好みのおいしいワインを選ぶコツ (3/3ページ)

Suzie(スージー)

とはいっても、最近は特に輸入食品店では目利きがバイヤーを務めているため、1,000円代でも大きく外すことはないはず。

(3)赤ワイン

赤ワインの場合も、飲みなれていない人がいるなら「なで肩」ボトル。ピノ・ノワールあたりがいいと著者はいいます。

飲み慣れていない人は多くの場合、渋味が苦手なので、香りが華やかでスルスル飲めるワインを選ぶほうがいいという考え方。カリフォルニアのピノ・ノワールは、コスパがいいそうです。

一方、飲み慣れている人が多い会であるなら、「いかり肩」ボトルにすべき。少し予算に余裕があればフランスの黒ワイン、別名「カオール(CAHORS)」がおすすめだと著者。色の濃さから想像できるとおり、渋味が十分で玄人受けするのだそうです。

コスパ重視でいくのなら、お店で飲むときと同じくフランスやイタリアなどの旧世界を外し、ニューワールドもの(オーストラリア、ニュージーランド、チリ、アルゼンチン、アメリカなど)を。

うまくいけば、予算3,000円で2本買えるかもしれないといいます。

ワインや日本酒だけでなく、カクテルの選び方、頼み方、飲み方なども解説されているので、それほどお酒に強いわけではないという人でも楽しめる内容。お酒とともに心地よい時間を過ごすために、目を通してみてはいかがでしょうか?

(文/作家、書評家・印南敦史)

【参考】

※山口直樹(2016)『世界で一番わかりやすい おいしいお酒の選び方』ディスカヴァー・トゥエンティワン

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