キムタク裏切りは“放任主義”が原因?SMAP育ての親の大誤算

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Photo by -KOOPS-
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 未だ収束をみないSMAPの独立解散騒動。8月26日に発売された『週刊新潮』(新潮社)では、独立の経緯についての新情報が伝えられた。元々SMAPの独立は、昨年の段階で既に決定していたというのだ。

 記事によると、SMAPを束ねていた元チーフマネージャー・I氏は、これまでの報道通りSMAP全員を引き連れ独立することを計画していたという。それに対してジャニーズ事務所は、彼らの売り上げやギャラの一部を収めるという条件の下、独立を認めていたようだ。

 しかしこの計画を全て白紙に戻したのが、木村拓哉(43)のジャニーズ残留であった。これによりメンバー間には溝が生まれ、I氏は退社を余儀なくされることになってしまった。さらに、I氏と木村の間にも溝ができてしまった。

 “SMAPの育ての親”としてメンバーの面倒を見て来たI氏だが、木村にとっては「親」という感覚はあまりなかったのかもしれない。そして、一連の騒動には、I氏の〝教育〟が大きく影響していると言われている。

■「育ての母」ではなく「ビジネスパートナー」

「I氏は典型的な“お母さんタイプ”で、SMAPという息子たちの世話役もかっていたと言われています。そのため、ついつい手のかかるメンバーの方に目が向いてしまう傾向があったとされています」(芸能関係者)

 木村はSMAPの中でも、一番最初にブレイクを果たしたメンバーだ。その波に乗れたタイミングが比較的早かったこともあり、「手のかからない息子」だったという。見方によっては、I氏は木村をのびのびと自由に育てていたとも言える。しかし、これが今回の独立にあたって大きな誤算となってしまったようだ。

 木村が他のメンバーよりもやや精神的に独立していたことが、今回の彼がジャニーズ残留を表明したことの原因にもなってしまったというのだ。

「メンバーが独立を表明する中、木村にジャニーズに留まることを指示したのは妻の工藤静香(46)だという話は有名です。年上の妻として自分をサポートしてくれている工藤の意見は、木村にとっては大きな判断基準となったのでしょう。木村からすると、I氏は母親というよりも、あくまでビジネスパートナーだったのかもしれません」(前出・関係者)

 ジャニーズを去ったI氏は、現在多数の業界関係者と交流を深めていると言われている。と同時に、SMAP解散以降は木村以外のメンバーをジャニーズから独立させ、I氏の傘下でマネジメントするという噂も囁かれている。

 木村以外のメンバーは、I氏のもとで輝き続けることはできるのだろうか。

文・阿蘭澄史(あらん・すみし)
※1974年滋賀県出身。フリー記者。某在京スポーツ紙の契約記者を経て、現在は週刊誌等で活躍中。主な著書に『真相!アイドル流出事件簿』(ミリオン出版)、『事務所をクビになった芸能人』(竹書房)、『芸能人のタブー』(宙出版)など。
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