SMAP解散が伝播?嵐の”メンバー不仲”の深刻度 (2/2ページ)

デイリーニュースオンライン

■解散危機を呼ぶ、二宮と松潤との関係

 これまでも嵐は、松本潤(33)と他のメンバーの不仲説がたびたび噂されていた。特に正反対で合わないという声が大きかったのが、二宮和也(33)との関係だ。 

 デビュー当初から松本は上昇志向が高く、周囲も「第二のキムタク」路線として売り出す方向性を掲げていた。その一方で二宮は、制作や演出に興味を持つなど裏方志向が強く、独特のゆるいキャラクターで人気を集めていた。この二宮が醸し出す雰囲気が、松本のシャープで尖った性格と相反し、不仲の要因だったと言われている。

「ともにブレイクや紆余曲折を経て、現在ではお互い見直す部分もあったのでしょう。あれだけ尖っていた松本も、今や30歳を越えました。年齢も重ねてだいぶ丸くなってきたようです」(芸能記者)

 しかし、そう安心する嵐のファンも、一部今回のSMAP解散報道で再び心をざわつかせているようだ。

 その理由にはSMAPの解散騒動が発表される少し前に、掲載された二宮の雑誌連載のコメントが挙げられる。ここでは嵐の解散について触れていたのだ。二宮は、自身から(の脱退)は絶対ないとした伝えた上で、「誰かメンバーが一人でも抜けたら、嵐はやらない」とコメントしている。

「この連載が掲載された時期は、SMAPも解散騒動の余波が止まないころでした。今回実際にSMAPの解散を受け、二宮のこの発言がよぎったファンも多少いたのではないでしょうか」(前出・記者)

 二宮の発言は一見すると、「自身は嵐の存在を大切にしている」と捉える事ができる。しかしその反面、「他のメンバーはどう思っているかわからないし、それによって解散もあり得るよ」という風にも解釈できるというのだ。こうした意見の食い違いは、SMAP解散に至る、木村拓哉(43)と香取慎吾(39)の間に生まれた溝を彷彿とさせるものがある。

 SMAPの解散が決定した今、嵐にも近い将来そういうことが起こりうると不安感を募らせるファンもいるようだ。その不安が現実のものとならないことを祈りたい。

文・佐々木浩司(ささき・こうじ)
※1980年群馬県生まれ。スポーツ誌の契約記者を経てフリーに。現在は主に、週刊誌やビジネス誌で活動中。得意分野は芸能、プロ野球、サッカーなど。主な著書に『洗脳のすべて』(宝島社)など。
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