単純作業は禁止!医師が教える「午後2時以降の睡魔に勝つ方法」 (2/3ページ)

Suzie(スージー)

そしてコーヒーはガブガブ飲むのではなく、カフェインの血中濃度が薄くなるタイミングで飲むのがいちばん効率的。

健康な人の場合、2時間半~4時間半くらいで血液内のカフェイン濃度が最高値の半分になるため、「9時・12時・15時」の3回コーヒーを飲むのがおすすめだそうです。

ちなみに飲み物100mlあたりのカフェインの含有量はコーヒー60mg、栄養ドリンク50mg前後、紅茶30mg、煎茶・ほうじ茶20mgとなっています。

■3:周囲の目を気にせず20分間昼寝をする

カフェインの摂取よりも眠気覚ましに効果があるのは、「昼寝」だといいます。

午後2時~4時は人間の生体リズムとして、眠くなることが避けられません。さらに昼食をとることによって、目を覚ます働きのある「オレキシン」というホルモンが抑制されてしまうので、ますます眠気を感じるというのです。

ですから、午後によいパフォーマンスをするためには、昼食を腹八分目にすること。そして昼寝をすることが有効。

昼寝に必要な時間は25分。実際に寝るのは20分で、残りの5分は冷たい水で顔を洗ったり、階段を1フロア分上がったりするなどして完全に覚醒させるために使います。

昼寝の時間は20分を厳守しましょう。20分以上寝ると脳は熟睡モードに入り、昼寝後も眠気が続いたり、かえって疲労が増したりします。

とくに若い人は入眠から深い睡眠に入るまでの時間が比較的短いため、30分で熟睡してしまう可能性が高いとか。体内リズムが乱れる原因にもなるので、必ず20分を守りましょう。

会社で昼寝をして「周囲からどう見られているだろうか」と気にしていると、効果は半減してしまうそうです。「午後からのパフォーマンスを落とさないために昼寝している」と考え、勇気を持って昼寝しましょう。

■4:ミント系のガムを10分間しっかり噛む

手っ取り早く眠気を覚ましたいなら、ガムも有効。

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