やっていることはデマの流布?人権団体ヒューマンライツ・ナウのデタラメを指摘する! (2/5ページ)

東京ブレイキングニュース

伊藤和子弁護士などは記者会見で「合法な作品でも出演者が児童にみえるポルノがたくさんあることが状況を難しくしている」と述べているが、これなど前後の文脈と合わせて考えると「現時点で合法とされている物でも、出演者が児童に見えるなら違法とすべき」という意味にしか受け取れない。

 となると、胸が小さいとか、細身だとか、"児童の記号"を持つ女性から裸仕事という選択肢を奪うという事になる。これは女性の体型を理由にして職業選択の自由を奪う行為であり、人権侵害そのものではないのか。HRNは人権団体のはずなのだが、なぜそんな旗を掲げている人間が他者の人権を侵害しようとするのか。これは流石に冗談にもなっていない。

 またこうした判断基準は、裏を返せば「"オトナの記号" を持つ児童の性的虐待の記録物を見逃す」という隙を作る事にも繋がる。「18歳未満に見えるからNG」とインプットされると、胸やお尻が小さい、制服を着ている、といった18歳未満に見える記号だけを探し続ける事になり、それを持たない人間は意識から外されてしまうからだ。常日頃から「児童を守る」と言っている人権団体の発言とは思えぬ危うさである。

■HRNがやりたい事はポルノ狩りであって児童保護や救済ではない

 前回の記事を書き上げた後に、HRNが公式サイトに一般公開用の報告書をアップしたのだが、そこに問題とした作品のタイトル名などが書かれていた。先日の記事はこれを読む前に書いたものだという事を明らかにしておく。

 この報告書によって、予想通りHRNが大騒ぎしている作品の大多数は「女優・男優からスタッフに至るまで年齢確認をしていなければ売り場に出せない "表AV"」であり、ついでに言えばメーカー名も大当たりだった事が確認できた。

 ただし、ジュニアアイドルのイメージビデオと思われるタイトルも挙げられていたのだが、これについては専門外であるため、判断は保留としたい。報告書にあるのは文章だけで、DVDのパッケージなどが伏せられているため内容が確認できず、これでは作品が児ポ法違反かどうか判断できないからである。

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