部屋が散らかっている人はダイエットをしてもやせにくいって本当?

学生の窓口

風水とスペースクリアリング(いわゆる断捨離)研究家である、イギリス人のカレン・キングストンの研究発表によると、太っている人は物を捨てられないタイプの人が非常に多いといいます。物を捨てられず部屋が散らかっているということと、やせられないことの相関関係はどういうものなのでしょうか?

ダイエット食品「マイクロダイエット」を展開するサニーヘルスは、同社が運営するダイエット情報発信サイ「microdiet.net」にて、調査レポート『部屋が散らかっている人は太り気味の傾向に!その理由とは?』を公開しました。

捨てられないタイプの人の思考パターンには、物が目についてもすぐに行動せずに「後で片付けよう」、「いつか使うかもしれないから一応取っておこう」という意識が働いており、不要な物を持ち続けがちだといいます。すると当然物の量は増える一方で、自分が持っている物の内容や量を把握しきれなくなり、似たようなものをまた買ってしまうということも。

不要な物を捨てない理由を作るということは、本当に必要か考えることや行動を先延ばしにしているだけとも言え、こうした思考パターンも持つ人はダイエットにおいても共通している傾向にあります。空腹ではないのに何かをつまんだり、太りそうだと思いながらも食べたりなど、セルフコントロールの意識があまりなく、意識的に選び取っていない食べ方をしているといえるでしょう。

また、物が散らかった状態が視界に入ると、人間は無意識のうちにストレスを感じ、ストレスホルモンとも呼ばれる「コルチゾール」が増加することが分かっています。コルチゾールの過剰分泌は、血糖値の上昇、免疫作用の抑制、精神疾患、食欲増進、脂肪の蓄積などに影響、つまり太りやすくなってしまう可能性があることになります。特に糖尿病患者は、コルチゾール値の上昇によって病状が悪化することがあるので、ストレスをなるべく減らすよう注意が必要です。

意識の問題だけではなく生理的な根拠からも、いつも部屋をキレイに片付けておくことや、物や食べ物の必要・不要のジャッジが、ダイエットの成功・不成功に関わっているようです。

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