広島カープ「25年ぶりブッちぎりV」神ってる全裏話(2)MVP争いは新井が一歩リード? (1/2ページ)

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広島カープ「25年ぶりブッちぎりV」神ってる全裏話(2)MVP争いは新井が一歩リード?

C レジェンド黒田博樹が日米通算200勝を達成したシーズンでもあったけど、MVPが誰になるか、混沌としているらしいですね。打点王確実の新井貴浩か、守備貢献も含めた菊池涼介か、「神ってる」の鈴木誠也か、はたまたエースとなった野村祐輔か。野村謙二郎前監督は菊池を推している。MVPは野球担当経験5年以上の記者による投票ですが、関西の記者票を集めているのが、元阪神の新井。トラ番記者たちがこぞって入れるみたいです。

A 各社のトラ番記者は、新井の豹変ぶりに驚いているよ。

B だって戦力外になった人間が打点王でしょう。とにかくインサイドを攻めて、外か低めに落ちる変化球を投げれば、くるんくるん空振りしていた穴だらけのバッターだった。ところが、右打ち、センター返しを心がけて、みごとなバットコントロールと体の残しで、どんなボールにも対応するんだから。阪神のコーチも「過去のデータが通用しない」と嘆いていた。

D 阪神時代は金本監督のイジられキャラで、とにかく目立つことを嫌がっていた。取材も大嫌いで逃げまくっていたしね。でも、今ではチームの中心人物で、松山竜平や菊池らも新井に心酔している。イジられているが、金本のイジメのようなイジられ方じゃない。愛されている証しですよ。マツダスタジアムは構造的に、負けた試合では選手に話が聞けないんだけど、新井は「こういう試合で対応するのが4番の役目」と、ロッカーに消えずに報道陣に神対応するから、それをたまたま見たトラ番記者は口アングリだよ。

A 阪神では「新井を出したのは誰だ?」と犯人探しが始まり、責任問題になっているらしい。ゴメスの重用で新井の出番がなくなったわけだけど、ゴメスは今季でクビ濃厚だからね。

B 新井は「夜のリーダー」でもありますね。

D 昔のカープは広島の繁華街・流川で主力選手が飲み歩き、翌日、広島市民球場で試合に負けると「(山本)浩二! 昨日、一緒に流川を歩いとったのはどこの女や!」とヤジが飛ぶのも常だった。

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