イヤイヤ期が終わったら来る!3歳児の「第一次反抗期の対処法」女の子編 (2/2ページ)
■第一次反抗期の女の子にどんな対応をしたらいいの?
大人の私たちがイライラしたり、落ち込むことがあった時どうしていますか?
筆者は、気分を変えられるように音楽を聞いたり、歌ったり、前向きになれるように転換しようとします。
興奮しているときに、正論を言われたりすると、余計叫びたくなること、大人だってありますよね。
子どもも同じように、興奮している時に正論を伝えたり機嫌をうかがってもダメ。
第一次反抗期の女の子にどんな対応をしたらいいのでしょうか?
(1)気持ちが切り替えられるような声かけをする
(例)「わぁ~〇〇ちゃん見てみて。お空の雲の形がアイスクリームみたいだよ!」
などといい、窓を開けて違う環境に誘導します。
すると、泣いていた子どもは「えっ? どこ?」と言わんばかりに泣くのを忘れて一緒に探します。
(2)「〇〇しなさい」ではなく「〇〇したくなる」ような声掛けをする
「あっママみ~つけた♪ お人形さんが倒れてる。見つけて助けてあげて」と声を掛け、子どもが誇らしげに見つけたら「優しい! 助けてくれた人形も喜んでるね。」と伝えます。
すると、自然におもちゃ入れにしまいます。
「お風呂にはいりなさい!」ではなく「お風呂でアヒルさんがあそぼ~よ! って言ってるからママ遊んでくるね♪」
「寝なさい!」ではなく「さぁ~今日はどっちが早く目をつぶって静か~に20数えられるかな!」などとゲーム感覚で布団に誘導します。
「着替えなさい!」ではなく「よし、ママやパパも今から着替えるぞ~どっちが早く着替えられるか競争だ」
「〇〇ちゃんの洋服はココに出しとくよ!」と、子どもが勝てるようにしておき、「ママは洋服取りにいかなきゃ。負けないぞ~!」と笑顔で声をかけます。
どれもこれも、忙しい時に余裕ないよ……と思っても、動きながらでも話はできるので、このセリフぜひ使ってみて下さい!
時間がない時こそ、笑って気分が変えられるような工夫をすると、子どもは素直なので、純粋に反応してくれます。
反抗期の子どもたちとママたちがたくさんの笑顔で明るく乗り越えられますように。
(伊東裕美)
【画像】
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