【プロ野球】はいあがれ!!若武者たちよ!それでも日本ハムに必要なピース・中村勝、上沢直之、浦野博司の現在 (1/2ページ)

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中村勝、上沢直之、浦野博司の現在
中村勝、上沢直之、浦野博司の現在

 中村勝(2009年ドラフト1位)、上沢直之(2011年ドラフト6位)、浦野博司(2013年ドラフト2位)。日本ハムファンの方ならば、この3人の名前を見ただけで期待感ともどかしさが去来することだろう。入団年はそれぞれ違うが、いずれも2014年に頭角を現した投手たちだ。

 さらなる飛躍が期待された2015年は、3人とも前年の成績を上回ることができず、今季に入っても主にファームでの登板が続いている。

 彼らはこのまま終わってしまうのだろうか? それぞれの現状を確認してみたい。

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■中村勝(通算成績:57試合/14勝16敗)

 ご存知「埼玉のダルビッシュ」。ルーキーイヤーから1軍登板を続け、キャリアハイは2014年の8勝。今シーズンは2軍で20試合、6勝5敗、防御率3.40。1軍では2回先発して1敗、防御率6.00。

 ファームでの試合を実際に見てみると、決め球である「全力で腕を振ったカーブ」の制球がイマイチで、2軍の下位打線に「ボール先行」という苦しい内容。ただストレートのキレ自体は悪くないので、変化球の精度を高めれば、再び輝きを取り戻せるだろう。

■上沢直之(通算成績:36試合/13勝14敗)

 3年目の2014年に1軍初登板を果たし、8勝を挙げた。しかし、2015年は5勝とパッとしない成績で、今季は3月に右ヒジ関節の手術を行ったため、リハビリ中心のシーズンだった。

「リハビリと練習をしっかりと積み重ねて、必ず1軍のマウンドに戻ろうと思います」との言葉通り、患部は順調に回復。9月7日には今季3度目のファーム登板を果たした。これからの復活に期待だ。

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