CM降板の可能性も?木村拓哉の好感度急落で”新ドラマに暗雲”

デイリーニュースオンライン

Photo by Amateur.Qin
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 SMAPの木村拓哉(43)の好感度急落が止まらない。来年1月スタートのTBS系「日曜劇場」枠の新ドラマで初の外科医役を演じることが内定しているが、その雲行きが早くも怪しくなるほど視聴者の拒絶感が強まっている。

■キムタク「イメージ回復作戦」がことごとく裏目に…

 SMAPの解散騒動によって「裏切り者」の印象が定着して以降、ジャニーズ事務所は木村のイメージ回復策を度々打ち出してきた。スポーツ紙などの御用メディアでは「木村は悪くない」といった論調の記事が乱発され、SMAPメンバーの中居正広(44)、香取慎吾(39)、稲垣吾郎(42)、草なぎ剛(42)ら4人のワガママで解散が決まり、最後のNHK『紅白歌合戦』の出場も絶望的になったと報じられている。

 また、妻の工藤静香(46)が写真週刊誌『フライデー』(講談社)のインタビューに応じているが、その見出しは「なぜ裏切り者呼ばわりされなきゃならないの!」というもの。解釈によっては木村以外の4人を批判するかのような言葉が並んでいた。しかし、こうした”イメージ回復策”はことごとく裏目となっている。キムタクを擁護するあまり、中居ら4人を「悪者」扱いしてしまったことでファンが猛反発したのだ。

 そんな中、中国の女性フォトグラファーのインスタグラムに木村が登場。女性二人に囲まれて記念写真に応じたといった雰囲気の写真だが、木村の首元がホッソリして目力も弱々しくファンの間では「激ヤセ」と騒がれた。「こんなにやつれて可哀想」「拓哉くん痩せすぎで心配」といった声もあったが、それ以上に「世間の同情を買うため?」とうがった見方をされる始末だ。

「本来ならジャニーズタレントの写真をネットにアップするのはご法度。過去に海外アーティストが木村の写真を公開した時もすぐに削除されました。しかし、今回の写真はネット上で騒がれても公開されたままのため、事務所サイドが世間の同情を集めるイメージ回復策のひとつに利用していると憶測が飛び交っているようです」(週刊誌記者)

 さらに、解散後に今までタブーだった妻・工藤との「夫婦共演」でイメージアップを狙うと一部で報じられたが、これも「見たくない」とファンは総スカンで火に油を注いだだけ。明石家さんま(61)が「俺は木村派」と明言し、木村のバラエティー進出を手助けするとも伝えられているが、さんまにバッシングが発生するなどトバッチリまで生み出している。

■CM放映休止・ドラマ先行き不安…解散後に最大の正念場

 この状況は仕事にも悪影響を及ぼしている。木村は2009年から「ハッピーライフ、ハッピーホーム」の歌が印象的なタマホームのCMでイメージキャラクターを務めているが、最近になって矢野顕子(61)出演バージョンに差し替えられているのだ。

「CM放映は停止しているものの木村のCMは同社のスペシャルサイトで公開中。矢野のバージョンは期間限定で、あくまで同社のイメージキャラクターは木村のようです。ただ、同社広報は矢野の出演期間が終わっても木村のバージョンに戻るとは明言しておらず、このまま降板の可能性もある。SMAP解散騒動でイメージが急落したたため、その巻き添えを食いたくないという思惑があるのでは」(前出・記者)

 キャスティングの指標となる「潜在視聴率」も急落。2013年には10.9%でトップ10に入っていた木村だが、今年1月の解散騒動以降は5%台に急降下し、現在は3%台にまで落ちている。一方、逆に中居は11%台と上昇し、香取や稲垣、草なぎも7~8%台と高水準を記録。木村一人だけ評判を落としてしまった状況が浮き彫りになっている。

 このままでは解散直後の来年1月にスタートする新ドラマの先行きも危ない。

「木村にとっては絶対に失敗できない作品。元々は今秋のドラマとして企画されていたようですが、同時間帯にテレビ朝日系で同じ医療モノの高視聴率ドラマ『ドクターX〜外科医・大門未知子〜』の新シリーズが予定されているため、来年にスタートを遅らせたほど。しかし現状では世間の拒絶感が強く、ファンにとっても騒動後にやたらと出しゃばるようになった妻の工藤の顔がチラつくのが致命的。恩人のマネジャーを裏切って保身に走った経緯が報じられているため、組織に立ち向かうヒーロー的な役柄をこなせるイメージではなくなり、早くも苦戦が予想されています」(芸能関係者)

 かつては芸能界トップの“視聴率男”だった木村だが、SMAP解散とともに最大の正念場を迎えることになりそうだ。”抱かれたい男”の代名詞とも言われたキムタクの巻き返しに期待したい。

文・橘カイト(たちばな・かいと)
※1979年島根県生まれ。編集プロダクションを経て、フリーに。週刊誌などで芸能関係の記事を執筆。また、民俗学などにも精通し、日本のタブーにも数多く取材。主な著書に『真相!禁忌都市伝説』(ミリオン出版)ほか多数。
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