【プロ野球】1軍より先に2軍が優勝! ソフトバンクがウエスタン・リーグ5連覇を達成! (1/2ページ)
大混戦のパシフィック・リーグより一足先に、ソフトバンクの2軍がウエスタン・リーグ優勝を決めた。これで2011年から5年連続の優勝である。
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■1軍でお馴染みのあの選手も活躍
チーム打率.270、117試合で539得点と圧倒的に打ちまくった2軍の打撃陣。
リーグ2位の13本塁打を放ったカニザレスをはじめ、上林誠知(12本)、江川智晃、猪本健太郎(ともに11本塁打)と、ウエスタン・リーグで2ケタ本塁打をマークした5選手中4人をソフトバンクの選手で占めた。
いずれの選手もシーズン中に1軍昇格。とくに9月に入ってからの江川の活躍はご存知の通りだ。
投手陣に目を向けると、今季1軍でも4試合に登板した山田大樹が防御率1.51&9勝と二部門でトップ。ほかにも大隣憲司(7勝)、攝津正(6勝)と主力投手の活躍も見られる。
■未来のスターも次々登場中
これだけ見ると1軍クラスの選手が2軍で活躍しただけかいな! と思われそうだが、そうではない。
投手では2年目の加治屋蓮、打者では4年目の真砂勇介と5年目の釜本豪が2軍で結果を残し、1軍昇格を果たした。
さらに、一昨年のドラフト1位・松本裕樹が4勝、昨年のドラフト1位・高橋純平も2勝と戦力の一角となり活躍。さらにさらに、3軍の試合を中心に出場しているルーキーの川瀬晃や黒瀬健太も夏場から2軍での出場機会が増え、来季へ向けて猛アピール中だ。
優勝が決まった9月16日、中日戦の先発メンバー10人のうち1軍登録経験者は、ちょうど半分の5選手。経験、実績のある選手とこれからの選手をバランスよく起用し、選手の底上げにも成功している。