三田寛子との差は?藤原紀香ブログにみる”梨園妻”の資質

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写真は「紀香バディ! 」より
写真は「紀香バディ! 」より

 先日、夫で歌舞伎役者・中村橋之助(51)の不倫報道を受けた謝罪会見が話題となった三田寛子(50)。あくまで夫を立てつつも、厳しい目で見守る「梨園の妻」ぶりが評価され、「神対応」と絶賛された。

 そんな三田と対称的に、相変わらず批判されているのが藤原紀香(45)だ。9月23日、京都の神社で夫の片岡愛之助(44)と挙式を行ったのだが、再婚というのに白無垢。しかも愛之助と相合傘で堂々と境内を歩く姿に世間は違和感を抱いたようだ。

「本人たちの自由と言ってしまえばそうかもしれません。が、再婚者の白無垢は好ましいものではないとされている。礼節を重んじる歌舞伎の世界に身を置く夫は、彼女の要望に何も思わなかったのでしょうか」(芸能記者)

 しかも、式の後に更新した彼女のブログを見ると、こんな文章が。

「多くの思いやりと溢れんばかりの愛を与えてくれる主人のことを思うとこんな素敵な男性は他にいませんし、私にはもったいないほどのご縁だと思います。この広い宇宙の中の八十億人の中から結ばれたこの出逢い、このご縁に感謝です」

 この文章に記者は、

「再婚した身にも関わらず、その謙虚さもない勘違いな言動。大部分の人から『痛い』と思われていることにも気づいていないのでは」

 と語るのだ。

■島田紳助に番組でボディを弄ばれていた

 だが、彼女が勘違いするのも無理はないのかもしれない。デビュー当時はどこにでもいる水着のキャンペーンガールが、あれよあれよという間に一時期はCM契約本数14本という売れっ子タレントになってしまったのだから。

「大阪時代は、島田紳助氏の番組アシスタントとしても活動。ある時は後ろ手をイスに縛られ、そのダイナマイトボディに島田紳助ら出演者がダーツの矢を当てるゲームをさせられていたほどです」(前出・記者)

 だがその凋落ぶりは誰もが知るところ。90年代後半は連ドラの主演を何本も張っていたがいずれもあまりふるわず、ドラマのオファーは激減。CM女王の座からもいつの間にか陥落し、今は白髪染めのメーカーの1本のみ。

 そんな、落ちていくばかりのキャリアで出会ったのが愛之助だった。したたかで野心家の紀香は、この結婚を機にまた再びのしあがっていくというのか? だが、結局「出れば叩かれる」わけで、愛之助も、しばらく妻を表舞台に出さないほうがよさそうだ。

文・海保真一(かいほ・しんいち)
※1967年秋田県生まれ。大学卒業後、週刊誌記者を経てフリーライターに。週刊誌で執筆し、芸能界のタブーから子供貧困など社会問題にも取り組む。主な著書に『格差社会の真実』(宙出版)ほか多数。

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