SMAP解散が原因?ジャニーズ番組の視聴率が軒並み”暴落”

デイリーニュースオンライン

視聴率の低下は事務所の求心力を招く
視聴率の低下は事務所の求心力を招く

 ジャニーズ事務所所属のタレント出演番組に今、ある異変が起きている。

「ジャニタレの番組の視聴率が目下、軒並み悪いのです。9月25日に放送された山田涼介らHey! Say! JUMPが出ている『スクール革命!』(日本テレビ系)は6.9%。同日放送の嵐・二宮和也(33)がMCを務める『ニノさん』(日本テレビ系)は6.4%。これらはいずれも、かつてはプラス1~2%は加算されていたはず。9月10日に放送された『今景気イイ芸能事務所に潜入! 関ジャニ特命捜査班7係』(日本テレビ系)は、好調な日テレのゴールデンタイムにも関わらず9.5%のひとケタに終わりました。前回は12.4%という及第点だったのですが……」(エンタメ誌ライター)

 中でも、関ジャニの低調は深刻だ。『関ジャム 完全燃SHOW』という音楽トーク番組をテレビ朝日系列で夜11時台に担当しているが、この数字が9月25日放送分は3.7%という驚異的な低視聴率。番組関係者は、

「そもそも『関ジャム』は企画次第で乱高下が激しいのですが、それでもこの数字はいただけない」

 と頭を抱える。一体どうしてこれほどまでに暴落してしまったのだろうか。

■頼みのエース・嵐も期待薄?

 番組関係者が語る。

「裏番組の影響など一時的なものだと思いたい。が、どうしてもSMAP騒動が暗い影を落としているのではないかと思えてならない。今回の一件でジャニーズ事務所の暗部が暴かれてしまい、所属タレントにネガティブイメージがついてしまった印象さえある」

 SMAPなきあと、事務所の屋台骨を支えるとも言われている嵐にしても散々だ。

「『VS嵐』(フジテレビ系)『嵐にしやがれ』(日本テレビ系)は6~8%をうろうろ。楽しいだけの番組になっており、上がる気配すらありません」(業界関係者)

 と期待薄だ。出場が絶望的なSMAPに代わり、今年の『紅白歌合戦』(NHK)に繰り上げ出場も期待されているKinki Kidsはというと……。

「『LOVELOVEあいしてる』、『堂本兄弟』、『新堂本兄弟』など、約20年続いたフジテレビの音楽番組シリーズを終わらせて、新たに日曜の昼に始めた『KinKi Kidsのブンブブーン』は4.8%。これまた評価に困る数字です」(前出・エンタメ誌ライター)

 そういう意味でも、『SMAP×SMAP』でかつては常時20%を記録していたSMAPは頭一つ抜けた存在だったことがわかる。果たして今後、視聴率戦争に生き残るジャニタレは誰なのであろうか。

文・阿蘭澄史(あらん・すみし)
※1974年滋賀県出身。フリー記者。某在京スポーツ紙の契約記者を経て、現在は週刊誌等で活躍中。主な著書に『真相!アイドル流出事件簿』(ミリオン出版)、『事務所をクビになった芸能人』(竹書房)、『芸能人のタブー』(宙出版)など。
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