不可解な投票サイトでファン置き去り?SMAPラスト盤に疑問噴出

デイリーニュースオンライン

SMAPと周囲のやる気がかみあってない現状
SMAPと周囲のやる気がかみあってない現状

 12月31日で解散となるSMAPだが、ラストアルバムの行方がファンの注目を集めている。12月21日に、SMAPのベストアルバム『SMAP 25 YEARS』が発表されるが、その収録曲はファンからのリクエストで決まるというものなのだ。10月4日まで特設サイトで投票を受け付けており、メンバー自身も告知を行った。だが、ラストアルバムに関しては違和感だらけだという。

「メンバーはラストアルバムに関しての告知をラジオで行いました。しかしそれが、明らかに『原稿を読まされている』感じだったと話題になっています。急に声のトーンが変わって淡々と告知を行い、まったく元気がありませんでした。SMAPのやる気のなさは相当のものです」(スポーツ紙記者)

 いっぽう、その特設サイトの方も驚くほど雑なつくりだという。

■ファンの声を反映させる気があるのか疑問

「投票サイトは、誰でも何度でも投票できます。本当にWEB投票でファンの声をリクエストに反映させる気があるのなら、最低でもIPアドレスで弾いたりCookieで弾いたりすると思うのですが、それすらなし。『みんなで選んだ』『○万人が選んだ』という規模感をアルバムのウリにするための、延べ投票数を集めるためのサイトだと推測されています。あるいは、キャンペーンやライナーに使用する『私のSMAPの曲のイイ思い出エピソード』集めですよね。本人達とは対照的に、周辺は“盛り上がりの演出” にやる気を出しているようですね」(前出・ライター)

 やる気のない告知をするSMAPメンバーに、ファンの盛り上がりを作ろうとしているのが透けて見える投票サイト。そして雑な方向性でやる気を見せているSMAP周りの関係者たち。その状況を見た芸能プロ幹部が語る。

「ラストアルバムは、紅白も辞退することが確実視されていて解散コンサートも行わないSMAPにとって最後の稼ぎ時です。しぶしぶやるといった感じのSMAPを見て、戸惑いを隠せないファンも少なくないようです」

 置いてきぼりに見えるSMAPファンの気持ちは、年末に向けてどうなってしまうのだろうか。

文・海保真一(かいほ・しんいち)
※1967年秋田県生まれ。大学卒業後、週刊誌記者を経てフリーライターに。週刊誌で執筆し、芸能界のタブーから子供貧困など社会問題にも取り組む。主な著書に『格差社会の真実』(宙出版)ほか多数。
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