炎上芸も度が過ぎた?長谷川豊アナが迎えるテレビ業界”追放危機”

デイリーニュースオンライン

Photo by Pixabay
Photo by Pixabay

「無理だと泣くならそのまま殺せ!」──人工透析患者の医療費問題について、フリーアナウンサーの長谷川豊(41)がブログで放った言葉は、あまりに過激だった。反発は激しく、長谷川豊アナの“降ろし”が止まらない。9月29日にはテレビ大阪『ニュースリアルFRIDAY』(テレビ大阪)を降板する事態となったのだが、さらに降板の連鎖が続いているのだ。

 長谷川氏は10月1日にブログ「本気論、本音論」で『上沼・高田のクギズケ!』(日本テレビ系)のレギュラーと、LINE社が提供する『BLOGOS』を降板する報告をした。

「確信犯的にスレスレの炎上芸で物議を醸すスタイルが、良くも悪くも長谷川アナの持ち味でしたが、今回は悪い目が出すぎた。長谷川アナといえば、在籍していたフジテレビを経費の不正使用疑惑で追われ、そこから努力でのし上がってきた苦労人。テレビ大阪でキャスターの座を掴み、収入も局アナ以上だったはず。ネットや世論での評判とは裏腹に、スタッフ受けは悪くなかったのですが、周りもかばいきれなかった」(テレビ局関係者)

 長谷川アナを、異端児ながら支持する層もあった。しかし、「あの癖だけはどうしても消えていなかった」と長谷川アナを知る関係者は語る。

■最後の生命線はMXテレビだったが…

「フジ時代から頭の回転の速さには定評がありました。ところが、事実関係についての裏取りをせずに情報を発信する、いわゆる『飛ばし』の癖が抜けなかった。例えば政治のニュースを扱う際には、政治部からの情報をもとにアナウンサーは情報を発信します。でも、長谷川さんの場合は特定政党にいる“知り合い”の情報を信じ込み、独断で勝手に見解を述べてしまう。上層部がいさめても、長谷川アナはミスリードを繰り返し、ニューヨークに飛ばされてしまったんです」(制作会社幹部)

 自身の飛ばし癖で患者差別をし、フリーで築いたポストから飛ばされてしまった長谷川氏。さらに、こんな問題も氏を苦しめている。

「長谷川さんは他人のブログを引用して今、ネットで叩かれていますが、著作権関連の部署に在籍した経験があるはず。引用についてのルールはさすがにわかっているでしょう。確信犯で盗用していると思います」(フジテレビ関係者)

 窮地の長谷川アナにとって、最後の生命線となるのは“懐の深い”ことで知られるMXテレビだった。しかし、あえなく降板が決定ーーこのまま、テレビ業界から消えてしまうのか。

文・真田栄太郎(さなだ・えいたろう)
※1978年神奈川県出身。大学在学中にフリーライターとして活動を始め、『東京ダークサイドリポート』(ワニマガジン社)、『週刊宝島』(宝島社)、『Hot Dog Press』(講談社)などに寄稿。現在は週刊誌の記者・編集者として事件、芸能取材に奔走する
「炎上芸も度が過ぎた?長谷川豊アナが迎えるテレビ業界”追放危機”」のページです。デイリーニュースオンラインは、MXテレビ長谷川豊降板炎上エンタメなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る