超人気グループ”少女妊娠騒動”でCM終了と異例のお願いが波紋

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 超人気アイドルグループによる17歳の少女妊娠騒動が新展開を見せている。東京スポーツが報じて以降、後追い報道が出ていなかったが、実はその『東スポ』の担当記者に対して、所属事務所側が「これ以上記事を出すのはやめて欲しい」と、異例ともいえる泣き落としの対応を行っていたと伝えられている。はからずも同事務所がこの疑惑を認めた形となったことで、業界内にはさらに波紋が広がっている。

 報道以後、マスコミ各社では一斉の追加取材がスタート。その多くは既にメンバーの特定に至っていると言われていた。その中の一人と予想されていたメンバーの出演しているCMが、いつの間にか放送されなくなっていたことが理由だ。そればかりか、商品サイトからのギャラリーからも、メンバーの出演CMがページまるごと消される自体となっている。

「今回の騒動で真っ先に反応したのが広告関係者です。実名が出てしまってからCMが打ち切りになるのでは、商品のイメージもガタ落ちするし、イメージが悪すぎる。そこで先手を打つ形で、CMの打ち切りを水面下で決定したようです。ただし、騒動はこれだけでは終わらない。同時にテレビ局関係者にも事情説明を求められている。今後は他の出演番組の打ち切りなどに繋がってくる恐れもあります」(芸能記者)

 今回の『東スポ』に対する異例の対応と、このCM打ち切りが決定打となり、事件そのものを認めてしまっただけでなく、メンバーの特定も可能にしてしまったのは明らかな失態だった。残念ながらまだまだ事態は収束しそうにないのだ。

■さらなるスキャンダルの可能性も?

 今回暗躍した事務所といえば、このようなスキャンダルが明るみに出そうになる度に圧力で報道規制をかけてきたと言われている。しかし今回、『東スポ』への異例の対応から、この事務所自体の弱体化を指摘する声は大きい。

「特に今年の一連の騒動以後、同事務所は影響力が格段に落ちていると囁かれています。事務所の影響力が落ちているとなれば、スキャンダルで自分の首もいつ飛ぶか分からない。今までスキャンダルは野放し状態だった所属タレントでしたが、この状況に、各グループのメンバーもさすがにピリピリしているようです」(前出・芸能記者)

 これまでは同事務所の“推しメンバー”に関しては、スキャンダルが出たとしても厳重注意だけで済んでいた。しかし事態は一転、今後は該当メンバーに対する重い処分を下さざるをえないケースも増えてくるだろう。超人気グループが起こした騒動はまだまだ収まりそうにない。

文・阿蘭澄史(あらん・すみし)
※1974年滋賀県出身。フリー記者。某在京スポーツ紙の契約記者を経て、現在は週刊誌等で活躍中。主な著書に『真相!アイドル流出事件簿』(ミリオン出版)、『事務所をクビになった芸能人』(竹書房)、『芸能人のタブー』(宙出版)など。
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