SMAP・木村拓哉の暴落する”潜在視聴率”にTBSが戦々恐々
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SMAP・木村拓哉(43)が来年1月に主演するTBS系ドラマのヒロイン決定が、難航を極めている。関係者によれば、「相手役は竹内結子(36)が濃厚だが、木村拓哉の好感度が暴落している以上、視聴率は見込めない」と悲観的だ。
木村のイメージダウンの発端は、言わずもがな一連のSMAP解散騒動。当初は5人揃って事務所から独立するはずだったものの、途中で木村が翻意したことで計画は白紙に。こじれにこじれた5人は結局、解散を選択したのだが、世間では“木村=裏切り者”のイメージが浸透してしまった。
「テレビ局や広告代理店が調査している“潜在視聴率”を見ても、木村が人気を失ったことは一目瞭然。これは、局がタレントのキャスティングやギャラ、視聴率目標の設定に使用する重要なデータなのですが、一部週刊誌によれば、騒動前の木村はジャニーズ事務所のタレントではダントツの10.9%の数字を持っていた。ところが最近、解散騒動の影響を受けて5%台にまで低下している。つまり、好感度がダウンして“視聴率が取れない”タレントになってしまったということ」(テレビ局関係者)
ドラマのキャスティングが難航するのは、必然なのである。
■綾瀬はるか、広瀬すずも断った?
週刊誌記者が語る
「視聴率が取れないのは明白で、そんな作品に出たがる役者なんているわけがない。特に、ヒロイン役は木村のトバッチリを一番に受けてしまいますから、TBSがオファーを出しても断る女優が続出したと聞きます。例えば、不動の人気を誇る綾瀬はるか(31)や石原さとみ(29)、今が旬の波瑠(25)、さらに若手では広瀬すず(18)などにも当たったようですが、ことごとく断られてしまったと、一部スポーツ紙に報じられました」
この状況には、さすがのTBSも少々及び腰になっているという。
「TBSのドラマ制作部トップは、ジャニーズの藤島ジュリー景子副社長と蜜月関係を築いており、木村の主演は騒動前から決まっていた。しかし、現状が続く限り、高視聴率はとても見込めない。局サイドは頭を抱えたままです」(前出・局関係者)
もはや“泥舟”寸前のTBSドラマ。沈没を回避する方法はあるのだろうか。
- 文・海保真一(かいほ・しんいち)
- ※1967年秋田県生まれ。大学卒業後、週刊誌記者を経てフリーライターに。週刊誌で執筆し、芸能界のタブーから子供貧困など社会問題にも取り組む。主な著書に『格差社会の真実』(宙出版)ほか多数。