読む力を伸ばすべし!子どもを一流にするための6歳までの学習法 (2/3ページ)

Suzie(スージー)

■3:漢字のオリジナル教材をつくる

著者は子どもが2歳を過ぎたら、子どもが漢字を読めるようにオリジナル教材を作っていました。教材といっても難しく考える必要はありません。

子どもが好きそうな絵本のひらがなの部分の上に漢字を書いて上から貼り付けるだけ。これで絵本を楽しみながら漢字を覚えることができます。

幼い子どもには漢字は難しいと思うかもしれませんが、実は漢字は子どもが楽しく覚えやすいもの。意味を形に置き換えて表す漢字は、文字を見れば意味が理解できるようになります。

読める漢字が少しずつ増えると、それまでよりレベルの高い本や新聞も読めるようになるため、触れる情報量を格段に増やすことができます。

それにより学習能力も高まるという良い循環が生まれます。

■4:6歳までは書くより読むを重視する

著者の子育ての基本方針のひとつに、大きくなれば誰でもできるようになることは、焦って早くからやらせないというものがあります。

幼児は筆圧が弱く、うまく書くことができません。そのため書くことにこだわるのは非効率で、モチベーションが下がる恐れがあります。

対照的に子どもは読むことが得意なので、読むたびに褒めてあげると、それが成功体験となり、さらに難しいものにチャレンジする気持ちになります。

筆圧が上がってスムーズに文字がかけるようになると、計算ドリルなども取り組めるようになるでしょう。

■5:日本文化を自然に学ぶ環境をつくる

将来海外で学んだり、働いたりする際に、自国の伝統や文化について話すことができないというのは恥ずかしいこと。

著者の家庭では、日本の四季の移り変わりや伝統行事に親しめるような環境をつくるように心がけていたそう。週に1度は花を買ってリビングに飾る、ひな祭り、お月見、お正月を家族で楽しむなど、難しく考える必要はありません。

子どもたちは、このような体験を通して大人が思っている以上に様々なことを吸収するものです。

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