【プロ野球】《2016ドラフト注目選手・野手編》運命の一日、近づく。ドラフト目玉野手5人をピックアップ! (1/2ページ)

デイリーニュースオンライン

ドラフト目玉野手5人をピックアップ!
ドラフト目玉野手5人をピックアップ!

 ドラフト会議まで10日を切り、いよいよカウントダウンが始まった。

 2回に渡って今年のドラフトの目玉候補を紹介・おさらいする当企画。前回の「投手編」に続き、今回は「野手編」をお届けしよう。

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■「華麗」なプレーでファンを釘付けに

吉川尚輝(中京学院大)

 今年の野手の筆頭候補は、中京学院大の吉川尚輝。三拍子揃ったプレーヤーだが、とくに守備が魅力。「獲得すれば、この先10年は遊撃手・二塁手に困らない」と評価されている。6月の大学選手権では大会を「吉川色」に染める活躍。チームを優勝に導き、大学日本代表に選出された。

 吉川の持ち味である守備は、今やMLBの内野手と遜色ないとまで一部では言われている。一方、大学選手権で毎試合安打を放った打撃、50メートル走5秒7のスピードも持ち合わせており、全方位にスキがない。

 このような万能型内野手であることから、大学の先輩・菊池涼介(広島)と比べられがち。ポテンシャルは菊池級なので、プロで揉まれることでさらなる急成長を遂げるはずだ。

■大学でスケールアップし今こそプロへ

京田陽太(日本大)

 日本大の京田陽太は、青森山田高時代から守備に定評のある遊撃手だったが、あえてプロ志望届を出さずに進学。日本大では1年時から試合に出場すると、3年春には打撃でもチームに貢献し、チームの1部復帰の立役者に。今夏は大学日本代表で遊撃手を任されるなど、大学球界で見事に成長を遂げた。

 ゴロとケンカをしない安定した守備力に加え、走力も磨かれたことで守備範囲が広がった。まだまだ成長の余地はあるものの打撃力も向上しており、大学4年間をしっかりと完走した。

 守備でも打撃でも、プロではお手本になるベテラン選手がいると成長曲線はさらに上向きそう。本人が目標とする鳥谷敬(阪神)にどこまで近づけるか、注目したい。

■オールマイティーな超高校級捕手

九鬼隆平(秀岳館高)

 今年の春夏の甲子園で秀岳館高を2大会連続ベスト4に導いた九鬼隆平。甲子園後のU-18アジア選手権でも高校生日本代表として活躍し、世代ナンバーワン捕手の名をほしいままにした。

 九鬼の持ち味は、強豪の「4番・捕手・キャプテン」という重責を一手に担うことができた強靭なハート。また夏の甲子園ではランニングホームランを打つなど、オールラウンドな能力があることも証明した。

 秀岳館高では、常に複数の投手をリードしてきたことから経験値も豊富。送球の早さも持ち合わせているので、高卒叩き上げの谷繁元信(元中日)のような名捕手を目指してほしい。

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