SMAP黙殺を指令?ジャニーズとベストジーニスト賞の舞台ウラ

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 ベストジーニスト2016の発表会が10月11日に行われた。出席したKis-My-Ft2・藤ヶ谷太輔(29)は、3年連続で“最もジーンズが似合う著名人”に選出されて殿堂入り。また、菜々緒(27)も初受賞するなど各メディアでも大々的に報じられていたが、その舞台裏ではジャニーズ事務所サイドから、各メディアに対して“異例の要請”があったという。

「今年は一般選出部門で藤ヶ谷と菜々緒、業界関係者による協議会選出部門では俳優・草刈正雄(64)やモデル・押切もえ(36)、またお笑いタレントの渡辺直美(28)が受賞したことを、マスコミ各社が報じました。しかし、ベストジーニスト賞のニュースではその年の授賞式の様子に加えて、過去の受賞者達を振り返ることも通例なのですが、当日の現場ではジャニーズ関係者から『映像使用NGの受賞者』が強く指定されたんです」(テレビ局関係者)

 ジャニーズといえば、ベストジーニスト賞の常連と化しているので、過去の受賞者も複数いるのだが……。

「1998年に殿堂入りしたSMAP・木村拓哉(43)と、2003年に殿堂入りした同グループの草なぎ剛(42)。この2人について、映像や写真の使用が一切NGと指示されたんです。ジャニーズがタレントの映像使用を制限することは珍しくありませんが、ベストジーニストではこれまで、そんな指示が出たことは一切なかった。それに、NG指定があったのは木村と草なぎの2人のみで、2004年に受賞したKinKi Kids・堂本剛(37)、2010年殿堂入りのKAT-TUN・亀梨和也(30)、2013年殿堂入りの嵐・相葉雅紀(33)の使用はOKとのこと。異例かつ異様な要請に、記者たちの間には困惑が広がっていました」(前出・テレビ局関係者)

■SMAPを完全に葬りたい?

 この件に関して、スポーツ紙記者からは次のような指摘が。

「ジャニーズ幹部連中は、解散が決定したSMAPを完全に葬り去りたいと思っているようで、もはやどんなニュースだったとしても、取り上げたり蒸し返したりしないでほしい、というのが本音なのです。来年のベストジーニストが発表される頃には、SMAPは解散しているので、さらに厳しい指示がありそうです」

 2017年以降は“SMAP”という名前を、各メディアで見聞きする機会さえなくなってしまうのかもしれない。

文・海保真一(かいほ・しんいち)
※1967年秋田県生まれ。大学卒業後、週刊誌記者を経てフリーライターに。週刊誌で執筆し、芸能界のタブーから子供貧困など社会問題にも取り組む。主な著書に『格差社会の真実』(宙出版)ほか多数。
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