SMAP・タモリの紅白断念で”あのグループ”の初出場が現実味

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 SMAPの“最後の紅白歌合戦出場”は実現するのか──。NHKの籾井勝人会長(73)のSMAPに対するコメントに、ジャニーズが反発の意を示しているようだ。10月6日に行なわれたNHKの定例会見で、籾井会長は「ファンへのお礼でNHKでやってほしい」とコメント。さらに「31日は紅白の日。この日の解散ということは紅白に出て解散するということではないか」と語ったされており、その“上から目線”の物言いが問題視されているようだ。

 今年のSMAPは、民放でも夏の音楽特番は全て出演を見送っている。またデビュー25周年コンサートや、パラリンピックの応援サポーターも辞退。解散発表後は、メンバー揃っての活動が激減していることから、紅白出場も見送るのではとも言われている。

 その理由には、やはりメンバーの意向が大きい。特に木村拓哉(43)を除く4人のメンバーは「さらし者にはなりたくない」という気持ちが強いのだとか。

「木村は唯一出たいと思っているようですが、他の4人は『さらし者になりたくない』と思っているようです。こんな状態では事務所としてもゴーサインは出せない。解散発表後、NHKからのオファーは何度も来ているようですが、ジャニーズとしてはいい加減事情を察してほしいと思う部分もあるようです」(芸能関係者)

 NHKの想定している紅白は、SMAPが有終の美を飾りつつ、彼らを見守る白組司会にタモリ(71)を据えたいという思いがあるようだ。

 一部報道では、タモリ自身も司会に乗り気であると伝えられている。しかしその一方で、紅白独特の段取りに、タモリは自分の司会スタイルと合わないため断っているという声もある。籾井会長自ら熱望しているSMAP・タモリの“W出場”だが、現時点ではその可能性は低いままだ。

■浮上する新たな紅白出演者案

 こうした状況の中、人気を集めているにも関わらず、いまだに出場していないあのジャニーズグループを出すべきだという声もあるという。

 これまで紅白でのKinki Kidsは、バックダンサーやゲストという形での出演のみであった。さらに彼らは来年、デビュー20年を迎える。そういったこともあり、紅白初出場の可能性はゼロではないという。

「司会に関しては、タモリよりも可能性が高い人物として、古館伊知朗(61)の名前が挙がっています。古館は過去にも白組司会を担当していますし、NHKの番組を持っています。キャリアも申し分ありませんし、安心して任せられる存在です」(前出・芸能関係者)

 この構想が本当に実現するとなれば、NHKが当初思い描いていた紅白とは異なる形になる。しかし、ジャニーズファンからの一定の満足感が得られそうな予感もする。今年の大みそか、テレビの前にはどんな面々が顔を揃えることになるのだろうか。

文・阿蘭澄史(あらん・すみし)
※1974年滋賀県出身。フリー記者。某在京スポーツ紙の契約記者を経て、現在は週刊誌等で活躍中。主な著書に『真相!アイドル流出事件簿』(ミリオン出版)、『事務所をクビになった芸能人』(竹書房)、『芸能人のタブー』(宙出版)など。
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