天津在住のペン・シューアイがツアー初タイトルを獲得 [天津オープン]
中国・天津で開催された「天津オープン」(WTAインターナショナル/10月10~16日/賞金総額50万ドル/ハードコート)のシングルス決勝で、ベテランのペン・シューアイ(中国)がアリソン・リスク(アメリカ)を7-6(3) 6-2で倒してキャリア初タイトルを獲得した。
かつて全米オープンで準決勝に進出したこともある30歳のペンはこれまでにツアーで6度決勝に進出していたが、そのすべてで敗れていた。
リスクとの決勝ではペンは12回ブレークポイントを握られたが、そのうち10回をしのいで勝利した。
この日は早い時間帯に、前日雨天順延となった準決勝2試合が行われた。ペンは第3セット3-3の場面で順延となったダンカ・コビニッチ(モンテネグロ)との準決勝を再開させ、3ゲームを連取して3-6 7-5 6-3で試合を終わらせた。
一方、キャリア2度目のタイトルを狙ったリスクは日曜日の10時から準決勝をプレーし、第2シードのスベトラーナ・クズネツォワ(ロシア)を6-4 5-7 6-4で下した。
天津に住むペンはかつて世界ランキング14位(2011年8月)を記録したことがあるが、故障とプレーの不安定さのため現在は182位までランキングを落とし、今回はワイルドカード(主催者推薦枠)で出場していた。(C)AP(テニスマガジン)