膣にパワーストーン?根拠なしのいびつな思想にハマる若者の危うさ (1/2ページ)

ハナクロ

膣にパワーストーン?根拠なしのいびつな思想にハマる若者の危うさ
膣にパワーストーン?根拠なしのいびつな思想にハマる若者の危うさ

数年前にブームを巻き起こした「パワーストーン」。みなさんのなかにも、恋愛運アップや金運アップなど願掛けをして腕にはめていた人も多いのではないでしょうか?

実は最近、あのパワーストーンをなんと膣(!)に入れる「ジェムリンガ」というものが、一部の人たちの間で流行っているそうなんです……!

膣のなかにパワーストーン!?「ジェムリンガ」とは

ジェムリンガのオフィシャルサイトの情報によると、2009年8月に誕生した日本の叡智が産んだヒーリングジュエリー、それがジェムリンガだそうです。……これだけでは意味不明なので、さらにざっくりと説明すると、身体の内側から気の流れをよくし、男女関係や人間関係を改善するために、膣のなかに5~6つほど連なったパワーストーンを入れるというもの。

こう聞くと「膣のなかに石なんて入れちゃって大丈夫なの!?」と心配になる人も多いはず。公式サイトでは「助産婦さんが中心になってユーザーとなり、ジェムリンガの必要性を語っている」とされています。

……ですが、多くの医師たちは「危険だからやめたほうがいい」と危険性を訴えている人がほとんど。まあ、ふつうに考えて膣に石を入れて放置しておくなんて、危険ですよね。

値段といい、使い方といい、非現実的……

気になるジェムリンガの価格は、1つあたりだいたい2万5000円!膣に入れるという使い方といい、価格といい、色々と衝撃的です……。

なんでも「ホト(=女性器のことらしい)」にパワーストーンをおさめておくことで、自分自身の身体を知り、自分と向き合うことにつながるそうです(もう、意味がわからない……)。ちなみに、パワーストーンにはそれぞれこんなキャッチコピーがついています。

▽「大地に根を張ってあなたを迎える女になってみよう」
▽「独りで咲くのもいいけどあなたの華になってみたい」
▽「言い訳できないくらい人を好きになってみよう」

どれもふわっとしていて曖昧なものばかり。いずれも、効果の確証を訴えるものではありません。

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