Hey!Say!JUMPにA.B.C-Z…”醜聞まみれ”若手ジャニーズの闇
スキャンダルが相次ぐジャニーズ事務所だが、また新たな情報が伝えられた。今月13日発売の写真週刊誌『フライデー』(講談社)で、A.B.C-Zのメンバー・塚田僚一(29)のスキャンダルが報じられている。塚田僚一はハロー!プロジェクト所属のグループ℃-uteの岡井千聖(22)らと男女6人で合コンを開催。宴は二次会まで続き、塚田僚一は一足先に帰宅したものの、最後まで残った数名は岡井千聖の自宅マンションに宿泊したという。塚田僚一と岡井千聖のお泊りはなかったものの、この密会報道は両者のファンに衝撃を与えることとなった。
塚田はこれまで、女性アイドルファンであることを公言し続けてきた。そしてアイドル好きであることに関し、「恋愛や下心は一切ないです」ときっぱり答えていた。さらに女性アイドルに対し下心を抱く男性ファンについても、「(下心を抱くのは)人それぞれですけど、行動したら許せないです!」と力強く語っている。こうした潔さが塚田のファンのみならず、女性アイドルファンからも、好感を得ていたようだ。しかし今回、2人がプライベートで交流しているように報じられ、アイドルファンからは厳しい目を向けられる事になりそうだ。
この件に関して、岡井は13日深夜、自身のブログで謝罪を行った。現在のところ、塚田サイドの動きはないが、しばらくこの余波は続くことになりそうだ。
■スキャンダル対応は人気グループが優先?
ここ最近、特にSMAP騒動以降はジャニーズタレントの恋愛スキャンダルが相次いでいる。先月に報じられた、Hey! Say! JUMPの伊野尾慧(26)のシンガポールデート。今年6月には、塚田と同じA.B.C-Zの橋本良亮(23)が、モデル風美女とのツーショットをキャッチされている。関係者の中では事務所の管理について疑問視する声が挙がっているという。
「ジャニーズが報道に対し大きな力を持っていることは有名。これまでもちょっとしたスキャンダルがあると、瞬時に圧力をかけ、後追い報道をさせないようにしてきました。ただ最近では、細かなところに管理が行き届いていな様子が見られる。とくに若手グループのメンバーに対しては、放置状態なのかもしれませんね」(芸能関係者)
これまでスキャンダルを圧力で潰していたと言われているジャニーズが、過去に例を見ないほど多くの恋愛報道が続いている。こうした背景には、事務所が人気グループを優先して管理している状態にあるためだと言われている。
「ジャニーズは今年の冒頭から起こったSMAP騒動の件でバタバタしている。まずSMAPが解散するまでは、この処理が最優先となるでしょう。その後に優先されるのが、嵐。ポストSMAPとしてがっちりガードを固めておきたいという部分があるのでしょう」(前出・関係者)
慌ただしい今の状態が落ち着くまでは、浮ついた行動がマスコミの格好の餌食となり、スキャンダルとして報道されることになるだろう。若手タレントたちにとっては、今まで以上に行動の慎重さと責任が問われることになりそうだ。
- 文・佐々木浩司(ささき・こうじ)
- ※1980年群馬県生まれ。スポーツ誌の契約記者を経てフリーに。現在は主に、週刊誌やビジネス誌で活動中。得意分野は芸能、プロ野球、サッカーなど。主な著書に『洗脳のすべて』(宝島社)など。