「いただいてください」はNG! 年上に食事を勧めるときの正しい敬語の使い方 (1/2ページ)

学生の窓口

同じバイトの人やゼミの教授との飲み会、目上の人と食事が一緒になることは大学生になったら増えるもの。そんなときは先に年上の人にごはんを勧めたくなります。このようなとき、どのような言葉を使うのが適切なのでしょうか? 今回はそんなシチュエーションで使える正しい敬語を紹介します!

■「食べる」の敬語表現はこんなに! 頭に入れておくべき「敬意」のランク

友達同士なら、「どうぞ食べて~」と気軽に言えるところを、敬語で伝えようとすると、思わずパニックになる方も多いことと思います。「食べて」を丁寧にするのですから、「食べてください」……? 「食べられる」という表現も使えそう! あ!「お食べになってください」と伝えればいいのかな!? なんて、脳内連想ゲームを開始している間に、タイミングを失って……なんてことも、十分に考えられますよね。「食べる」には様々な敬語表現があり、状況に応じて正しい言葉を選択する必要があります。

上司に「食べる」ことを進める場合、実際に食事をするのは上司になりますから、尊敬語を使うのが正しい方法です。「お食べになる」も「食べられる」も、「食べる」の尊敬語に当たりますから、「食事を用意しましたので、お食べになってください」「もう食べられましたか?」とするのは間違いではありません。
しかし、なんとなく丁寧さが足りないような気が……? と思うことも多いはず。こんなときには「召し上がってください」と伝えた方がベターです。「食べる」の尊敬語は数種類ありますが、敬意を示すランクがあります。「食べられる」よりも丁寧なのが「お食べになる」で、さらに丁寧な言葉が「召し上がる」です。敬意のランクについても覚えておくことで、より適切な言葉を選択できることでしょう。

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