日本代表・ハリルホジッチ監督 選手・協会に見限られ「解任ロスタイム」突入 (2/2ページ)

アサ芸プラス

やりにくくてしかたない』と、不満が絶えない」

 ハリル監督がJFA関係者ばかりか、選手からも見限られ始めている中、次期監督候補に急浮上した手倉森誠コーチ(48)の動向も気になる。前出・民放局スポーツ担当デスクが続ける。

「今月中にハリル監督の進退会議が行われるとも一部で報じられていますが、情報源は手倉森コーチ周辺だともっぱらです。選手と密にコミュニケーションも取っていて、『いつでも任せてくださいよ』といった雰囲気で、代行監督就任にやる気満々です」

 現在、次期指揮官候補に浮上しているのは、手倉森コーチの他に3人。川崎フロンターレを率いる風間八宏監督(54)とガンバ大阪の長谷川健太監督(51)、サンフレッチェ広島の森保一監督(48)だ。中でも、風間氏と長谷川氏が一歩抜けているという。サッカー専門誌編集者が話す。

「全て日本人というのは、田嶋会長の意向が強い。就任後、母校の筑波大で行われた講演会で『日本のコーチレベルは上がっている。日本代表を日本人監督が率いる日も近いでしょう』という旨を熱弁していました。後日、懇親会の席では、後輩の風間氏と長谷川氏の名前を直接あげている。2人ともメダル獲りを託される20年東京五輪の代表監督候補として有力ですが、W杯出場ピンチとなれば承諾する可能性が高い。風間監督はタイミングよく、10月11日に今季限りで川崎退団を発表しました。長谷川監督も、契約が1年残っているだけで、JFAが違約金さえ払えば問題はありません」

 予断を許さない代表監督交代劇だが、前出・渡辺氏はこう話す。

「日本はここまで全て先取点を奪ってきたにもかかわらず、まさかのB組3位と崖っぷちです。今、最も大切なことは、この悪い流れを変えること。監督交代は好手だと思いますね」

 ハリルジャパンの見納めが近づいている。

「日本代表・ハリルホジッチ監督 選手・協会に見限られ「解任ロスタイム」突入」のページです。デイリーニュースオンラインは、週刊アサヒ芸能 2016年 10/27号日本サッカー協会田嶋幸三ハリルホジッチサッカースポーツなどの最新ニュースを毎日配信しています。
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