矢口とは違う?ベッキー、オファー急増でも”バラエティはNG”の舞台ウラ

デイリーニュースオンライン

写真は「冬空のLOVESONG」より
写真は「冬空のLOVESONG」より

 タレントのベッキー(32)が10月23日に神戸で開催されたVAMPS主催のハロウィンイベントに出演。ジブリアニメ『魔女の宅急便』の主人公・キキの「20年後」をテーマに魔女コスプレを披露し、その姿を自身のインスタグラムに掲載した。2枚の魔女コス写真には計13万件以上の「いいね」が寄せられ、完全復帰ムードの新たな追い風となっている。

 今月9日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)出演をきっかけに、年末年始の番組からオファーが殺到しているとも伝えられる。ついに完全復活かと思いきや、ベッキー側が今さら「イメージの悪い仕事はしたくない」とオファーを断るケースが続発しているという。

■オファー殺到なのに…なぜか仕事を断るベッキーの怪

 9月に宝島社の広告で“背中ヌード”を披露したのを皮切りに、ラジオのレギュラー番組開始や前述の番組出演、ライブ出演などをこなし、いよいよベッキーは本格復帰ムード。『ワイドナショー』では、不倫相手だったゲスの極み乙女。の川谷絵音(27)が未成年タレントと飲酒問題を起こしたことについて「未然に防げたのではないか」と厳しく苦言を呈し、真摯なコメントで好感度を上げた。

「川谷に未成年タレントとの熱愛が発覚し、さらには飲酒問題を起こしたことで『悪いのは川谷』というイメージが世間に浸透。『みそぎは済んだ』という雰囲気が強まった。それでも騒動に触れないままなら腫れモノ扱いになってしまいますが、しっかりと川谷の騒動にコメントしたことでタブー感がなくなり、潮目が完全に変わったといえます」(芸能ライター)

 騒動がタブーでなくなればバラエティでもイジりやすい。元々ベッキーのトーク技術は定評があり、人当たりのいい性格も番組スタッフや共演者から好かれていた。当然、こうなればオファーは殺到。年末年始の特番の「目玉」として出演してもらいたいという依頼が多く寄せられているという。

 それが成功すれば、騒動でレギュラーの座を失った『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)や『天才!志村どうぶつ園』(同)などへの念願の復帰も見えてくる。ところが、本来なら仕事を選んでなどいられないベッキー側がオファーを断るケースが続発しているという。

「川谷についてコメントした『ワイドナショー』は完全復帰のきっかけにするための特別なケースだったようで、騒動に触れないのは不自然という司会の松本人志(53)の意向に従っただけのようです。それ以外のオファーに関しては『騒動をイジるのはタブー』という姿勢が変わっておらず、かなりの数のバラエティ出演依頼を断っている。事務所担当者の口癖は『ベッキーは矢口真里とは違う』です」(芸能関係者)

■地道な返済はイヤ?CM出演で一発逆転狙いか

 ベッキーは不倫騒動によって約5億円といわれるCM違約金が発生し、数億円を自己負担すると報じられている。のどから手が出るほど仕事がほしいはずだが、なぜオファーを蹴っているのだろうか。

「イメージが回復してきたことで、複数のCM出演の話がまとまりそうな気配になっているんです。騒動をイジられながらバラエティで稼ごうと思っても、ゲスト出演では数億の違約金に対してギャラはスズメの涙。しかし、CM出演となれば一本当たり1000万〜2000万円の出演料を獲得できます。少しずつ地道に稼ぐよりもCM出演で一気に返済したいという方針のようですね。となれば、CM出演において『ヨゴレ』のイメージは商品価値の妨げになりますから、騒動前と変わらぬ優等生キャラを押し通したいのでしょう」(前出・芸能関係者)

 いくらCM出演をメインにしたい思惑があろうとも、騒動で流出した「LINE」でウラの顔が暴かれてしまっただけに品行方正なイメージを貫くのは無理があるようにも思える。

 しかし、巨額の違約金があれば悠長なことを言ってもいられず、復帰ムードの高まりに乗って一発逆転の勝負をかけてきたのだろう。この戦略を世間が受け入れてくれるかどうか、騒動後最大の正念場となりそうだ。

文・橘カイト(たちばな・かいと)
※1979年島根県生まれ。編集プロダクションを経て、フリーに。週刊誌などで芸能関係の記事を執筆。また、民俗学などにも精通し、日本のタブーにも数多く取材。主な著書に『真相!禁忌都市伝説』(ミリオン出版)ほか多数。
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