中居正広の作戦勝ち?SMAP解散後は”個人事務所”で再出発プラン
SMAPの中居正広(44)に関し、解散後の新たなプランが報じられている。これまで中居正広の今後については、新事務所の設立や他事務所への移籍、ジャニーズ事務所に残留するなど二転三転していた。しかしここにきて、やはり個人事務所の設立という説が有力になってきたようだ。
運営体制としてはジャニーズ事務所との業務提携という形をとると言われている。業務提携により、ジャニーズからの仕事を優先的に受けつつ、事務所単体での仕事もできることになりそうだという。
「この形態は、タレントやフリーアナウンサーも多くとっている手法です。通常、完全な個人事務所になると、元の所属事務所から妨害が入ることが多い。独立して個人事務所を設立後、露出を激減させる芸能人もいるほど。そのため前所属事務所との業務提携を結ぶというのは、円満退社に近い方法ともいえるでしょう」(芸能関係者)
しかし中居の場合は、一連のSMAPの独立騒動などで事務所とのトラブルが見られた。そのためなぜこのタイミングで、事務所が業務提携を許すのかという疑問が出てくる。
「今回の騒動で、事務所は独立後の中居を干すことも考えていました。しかし、思った以上に中居の評価や人気が高かった。そうなると、潰しにかかるジャニーズへの批判の影響も大きくなる。そういったことを予想し、中居に業務提携というプランを持ちかけたのでしょう」(前出・関係者)
司会業を器用にこなせることから、中居は解散後も仕事に困らないと言われている。事務所の大きな譲歩は、中居の実力と作戦力で勝ち取ったものなのかもしれない。そんな気になる新事務所だが、一部では“中居組”という名前で進められると言われている。
■“実力派集団・中居組”の誕生?
この“中居組”には、中居をはじめ稲垣吾郎(42)、草なぎ剛(42)、香取慎吾(39)といった面々も設立メンバーに加わるという。さらに関係者の間では、ジャニーズ事務所を退社した元マネージャー・I氏もスタッフとして携わることが囁かれている。
「現在、表向きは一般人として生活しているI氏ですが、国内外問わず業界関係者とパイプを作っている。もともと面倒見のいい人ですから、SMAPの解散が決定している今、水面下でさまざまなプランを企てているはず。直接的には関わらないと思いますが、何らかの形でサポートを行うでしょう。設立メンバーにI氏を一番慕っていた香取の名前が挙がっているのも、そのことを予感させます」(前出・芸能関係者)
解散後は芸能界引退とも囁かれていた香取であったが、ここで名前が浮上するということは何やら新たな動きが見えてきそうだ。
そして中居組にはSMAP以外からも、中居を慕う今井翼(35)や亀梨和也(30)も加入するとも言われている。彼らも独立という名目にはなるが、事務所が一枚噛んでいるため加入への問題はさほどないのかもしれない。
現在テレビ界では、嵐やHey! Say! JUMP、NEWSなど藤島ジュリー景子副社長(50)率いる“ジュリー派”が幅を利かせている。中居組が結成された暁には、こうした“ジュリー派”との番組枠取りや視聴率対決にも注目が集まるかもしれない。
- 文・安藤美琴(あんどう・みこと)
- ※1974年東京都出身。大学在学中にフリーライターとして活動を始め、『東京ガールズジャーナル』(セブン&アイ出版)、『パチンコ攻略の帝王』などに寄稿。現在は女性向け読み物系の記者・編集者として活躍中。