山田涼介の”月9ドラマ”が低視聴率を記録!敗因は「信じられないミス…」

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Photo by Pixabay
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 Hey! Say! JUMPの山田涼介(23)が主演をつとめる月9ドラマ、『カインとアベル』(フジテレビ系)が大苦戦を強いられている。

 10月31日に放送の第3話の視聴率は、6.9%(ビデオリサーチ調べ・関東地区)。初回視聴率の8.8%を大きく下回った。ちなみにこの初回視聴率は、これまでの月9ドラマの中でワーストを更新。まだ3話しか放送されていないものの、早くも「挽回は無理なのでは」という声も囁かれている状況だ。

 特に本作に関しては、信じられないような”キャスティングミス”を指摘する声が多い。優秀な兄と比べられ、父親にも認められず劣等感を感じている主人公が、ある女性との出会いを通じて成長していくという、ヒューマンラブストーリー。主人公を演じるのが山田で、相手役の女性は倉科カナ(28)が演じている。

 視聴者の中から、そもそもこの組み合わせが「合わない」との声が挙がっている。ネットでは「二人ともパッとしない」「姉と弟かと思った」「カップルとして憧れない」というコメントが目立っている。

 月9といえば、これまで数々の名作を生み出してきた。しかし、ここ数年は視聴率の低迷ばかりが注目され、人気は下火となる一方だ。視聴率が芳しくない本作も、こうしたネガティブな側面ばかりが話題になることとなりそうだ。

「山田にとっては初めてのサラリーマン役。これまで学生役がメインだったことや、童顔のためビジュアル的にも無理があるようです。また、倉科もかつては朝ドラでヒロインをつとめましたが、ヒロインよりも一歩引いた役で存在感を見せる女優です。そのため視聴者にとっても、ヒロインという実感が沸きにくいのでしょう」(芸能記者)

 視聴者にとってはそんなぼんやりとしたキャスティングが、味気なさを感じさせている原因となっているようだ。

■指摘されるプロモーション戦略ミス

 散々な酷評を浴びている山田だが、ジャニーズ事務所は依然Hey! Say! JUMPのプッシュを続けている。

「SMAP解散後、ジャニーズは嵐にそのポジションを担わせようと考えています。そして、これまで嵐のいたポジションにHey! Say! JUMPを食いこませようとしているようです。彼らは藤島ジュリー景子副社長(50)の一押しですから、まだしばらくプロモーションに力を注ぐことになるでしょう」(前出・芸能記者)

 しかし、事務所の底上げも思うようにいっていないと関係者は語る。

「前クールでは、メンバーの中島裕翔(23)が『HOPE〜期待ゼロの新入社員〜』(フジテレビ系)で主演をつとめました。しかし視聴率は全話1ケタで大惨敗に終わっています。事務所としては、嵐のように役者もできるアイドルを期待していますが、現実は厳しいようです」(前同)

 さらに最近では、中島と伊野尾慧(26)が週刊誌により女性との熱愛がすっぱ抜かれてしまった。また9月に『東京スポーツ』が報じた17歳の少女を人気アイドルが妊娠させたというスキャンダルは、使用されたシルエットからHey! Say! JUMPのメンバーではないかと噂される始末だ。

 こうしたスキャンダルに巻き込まれてしまい、Hey! Say! JUMPのイメージは大きく悪化している。再度彼らのプロモーション戦略を練ることが求められているようだ。

文・安藤美琴(あんどう・みこと)
※1974年東京都出身。大学在学中にフリーライターとして活動を始め、『東京ガールズジャーナル』(セブン&アイ出版)などに寄稿。現在は女性向け読み物の記者・編集者として活躍中。
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